「財界」2025. 8. 27号

『共に生きる』

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

人間にとっての豊かさの意味とは何か。また持続可能な循環型社会をどのように作っていくか。

そんな難しいテーマを前に人々は従来の生き方を見直す必要性に迫られている現代。

その現代社会では機械設備などのモノよりも、知的財産を生み出すヒトの価値が高まっている。

ヒトという、とらえどころのない経営資源をどう活かすかがこれからの経営者の最重要課題でもある。

企業とは? 社会とは? 原点にかえり改めて考え、見据える必要がある。

人を大切にし「礼」に報いる「心」の経営姿勢を貫くシステムセンターの髙松氏は

『当社は社員一人ひとりが、やる気と素直さを持って仕事に注力できる会社環境を、まず整えること

からスタートしました』と語る。

それは同社の明鏡止水(めいきょうしすい)な「焼酎」づくりにもにじみ出ている。

“コンピュータ経営資源供給企業”だけにとどまらない「心」を供給し発信するのが、

同社の神髄であるかの様に感じる。

「財界」2025. 8. 6号

“ ほう れん そう ”

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

「安心できる幹部や社員は、ほう れんそう がうまいし、その大切さをよく理解している。

言動が的を射ており話すタイミングと内容もコンパクトに凝縮されている。

もうひとつ、ほうれんそうが重要なのは、お互い同士の力を、気持ちを、悩みを、仕事のカベを

分かち合いそして現在進行形の情報共有という安心感と自分の方向軸の確認ができること。

それは人の組織を強固にし、組織の“スピード” をも生むものです」(髙松氏)

このような姿勢は同社の社員に共通しており、一人ひとりの人間に対する信頼の想いが

ベースにあるように感じられる。

いつの間にか社会には「利害」に傾斜した「ギブ・アンド・テイク」の風潮が広がりつつあるが、

バーチャルでなく生身の人と人の会話から生まれる“エネルギー”や“癒し” といった力を

貴重なものと捉え、それを経営推進の基調とするのがシステムセンターである。

いいかえれば「言霊のキャッチボール」や「人情」が同社を社会にとって

必要かつ必然の存在としていくような、共同体の風土をつくっているのである。