「財界」2009.11.10号
スピードと信頼が安心感へと繋がる

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami
いつ、何時でも、必ず連絡が瞬時に繋がる。意思決定がとても速い。
これが信用、信頼へと発展していく。そして安心感へと。
ユビキタス時代、電子政府構想が本格的に始動した現在。
システムセンターの創業は1986年。当時はまだ、ITもITビジネスという言葉も一般的ではなかった時代である。そんなときに市場が急成長すると見込んだところに髙松社長の先見性がうかがえる。
創立当初、赤字でも投資を続けたという「勢い」と「粘り強さ」が不思議と共存したのも、後ろ向きになりがちな今日ではとても貴重だといえよう。
髙松氏は「人」を大切にし、「礼」に報いる「心」の経営姿勢を徹底的に貫く。
「礼を尽くす」例が電話である。同社の各担当の人に電話をかけて繋がらなかったことはない。例え社長が参加しての会議中だろうが、社内にいれば電話中、来客中でない限り必ず電話口にすぐ出る。これも氏の「お客様に対する礼」へのこだわりではないだろうか。
「当社は社員一人ひとりがやる気と素直さ、創意工夫を持って自ら仕事に取り組む、という経営を実践しています」(髙松氏)
経営のために人材を集めるのではなく、「一人ひとりのやりたいことを支援する」というスタンスで、常日頃、自らが手本となって社員に「礼」や「心」を伝える姿勢は、若い頃お笑い芸人を目指し、その後はゲーム機販売、社長秘書兼運転手など、波乱の半生を歩んできた髙松氏の哲学の反映かもしれない。
This entry was posted on 木曜日, 11月 19th, 2009 at 6:53 PM and is filed under 財界. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
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津和野便り ~ 深秋 ~
津和野も秋の深まりを感じさせる風景に変化してきました。
そんな津和野では柚子の収穫季節を迎えました。
きれいな空気と美味しい水をたっぷり吸って、元気な柚子が育ちました。
今年は全体的に豊作で生い茂った濃い緑の葉の間から
きれいな黄色の柚子があちこちに実り、とても華やかです。
柚子は、木にならしたまま霜が降りると実が腐ってしまうので、
穏やかな天候を祈りながら駆け足で収穫します。
柚子風呂、鍋物にゆずぽん、お吸い物の香り付け、
柚子味噌と色々な楽しみ方ができる柑橘です。
その中から地元の方に柚子の蜂蜜漬けを作ってもらいました。
美味しく食べる為には、約1ヵ月ほど寝かせてからと、
アドバイスがあったので、ここは味見をグッと我慢。
今から完成するのが楽しみです。
さて、11月15日に太鼓谷稲成神社で御神幸祭(ごじんこうさい)と呼ばれるお祭りが行われ、
殿町通りにも屋台などが並び大変な賑わいをみせていました。
同日午前に島根県西部(石見地方)に伝統芸能として受け継がれている
石見神楽(いわみかぐら)と呼ばれる舞(まい)を観賞させて頂きました。
華やかな衣装や表情豊かな面を身につけた人々が、太鼓や笛の
お囃子(おはやし)に合わせて悠々と舞う姿は、観る者を魅了し神話の世界に誘いこみます。
ぜひ一度ご覧になって頂きたいと思います。

This entry was posted on 水曜日, 11月 18th, 2009 at 10:59 AM and is filed under 財界. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
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