「財界」2021. 4. 7号

〝組織力〞〝スピード〞〝連絡〞

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

〝信頼できる〞――――この思いを人は、どういう時に強く感じるのだろうか。

ビジネスマンが人と人との仕事を通して〝信頼できる人〞だ〝信頼できる会社〞だと実感し、

安心してビジネス交流を続けてゆける第一条件とは何だろうか。やはり〝信頼できる〞基本は

「時間」に正確であることだろう。対応が素早く、いつでもどこでも必ず担当者と遅滞なく連絡が

とれるということだ。決して会社のブランドや規模の大小ではない。

この事においてシステムセンターを例に挙げるのは、徹底した時間厳守を基本姿勢としているからだ。

筆者と同社との、この二十六年間において一度もアポイントメントや仕事上での進行日程を、同社が

守れなかったという体験がない。細かな事柄でも必ず瞬時に返事や回答が返ってくる。

スピードがあり活気に満ちた対応をしてくれる。連絡においても繋がらなかったことはない。

具体的には、重要な会議中であろうが社内にいる時は電話中、来客中でない限り電話口にでる。

〝相手に対する礼〞へのこだわりは社員教育で徹底され、全社員の行動にゆきわたっている。

「良きリーダーと彼に心酔する同伴者(社員)」がいる、目を見張る強い組織力を感じる会社である。

「財界」2021. 3. 24号

『豊かさ』と『循環型社会』

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

人間にとっての豊かさの意味とは何か。また持続可能な循環型社会をどのように作っていくか。

そんな難しいテーマを前に人々は従来の生き方を見直す必要性に迫られている現代。

その現代社会では機械設備などのモノよりも、知的財産を生み出すヒトの価値が高まっている。

ヒトという、とらえどころのない経営資源をどう活かすかがこれからの経営者の最重要課題でもある。

企業とは? 社会とは? 原点にかえり改めて考え、見据える必要がある。

人を大切にし「礼」に報いる「心」の経営姿勢を貫くシステムセンターの髙松氏は

『当社は社員一人ひとりが、やる気と素直さを持って仕事に注力できる会社環境を、

まず整えることからスタートしました』と語る。

それは同社の明めい鏡きょう止し 水すいな「焼酎」づくりにもにじみ出ている。

〝コンピュータ経営資源供給企業〞だけにとどまらない「心」を供給し発信するのが、

同社の神髄であるかの様に感じる。

「財界」2021. 3. 10号

人と人との〝対話〞

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

すさまじいスピードを生き抜くことが要求される現在は、〝合理性とリスク〞〝拡張と消滅〞が

背中あわせの時代でもある。まさに戦国時代と言い切るのがシステムセンターの髙松氏である。

日々の合戦を優位にすすめるためには、「人材の層の厚さに加え、ポイントを絞ったきめの細かい

指令を適時、適所に瞬時にゆきとどかせることです」と同氏。

同社は社員に自由闊達に議論をさせている。どんなに技術やシステムがあっても「人との対話」が

なければ実りのあるものにはならないと考えているからだ。

そんな社内には社員のやる気と気迫が漲っている。

新時代が求める技術開発力を武器にプロフェッショナル集団として、全力をあげて顧客企業を

サポートすることが同社の使命である。その状況は、まさに日々合戦である。

「新しい技術やシステムも、人と人との交流、〝対話〞があって初めて実りあるものになる。

人と人との〝つながり〞こそ次の時代を生き抜く財産である」(髙松氏)

「財界」2021. 2. 24号

〝誠実さ〞が人を動かす

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

システムセンターの最前線で常に陣頭指揮を執り、同社を発展させてきた髙松氏は「人」を大切にし、

「礼」に報いる「心」の経営を徹底的に貫いてきた。

「人間の基本軸は〝誠実さ〞にあると考えます。素直であること。謙虚であること。真面目であること。

すべて〝誠実さ〞に通じると思います。どんな場合でも常に〝誠実さ〞をもち対応すれば『縁がむす

ばれる好機』へと進展します。必ず一つの機会として活きてくるのです」(髙松氏)

その一つ一つの〝誠実さ〞が社員一人ひとりに浸透し、その集積が大きな力、大河となって会社を

動かす原動力となる。

自己革新による人材育成と、エキスパートとの相乗効果が組織を結束させる。〝誠実さ〞を尊ぶ

トップの経営理念こそ、同社躍進の大きなバネとなっている。

「財界」2021. 2. 10号

〝人〞にかえる

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

バーチャル世代、まさに無機質社会のまっただ中。

だからこそ〝人〞にかえり〝人〞の教育と〝技術〞の向上にさらに注力しなければならない。

コンピュータのソフトウエア開発とSE技術者派遣を手掛けるシステムセンターは、1986年、

名古屋で創業し東京本部であるニューオータニビジネスコートの一角から関東以北をにらみつつ、

大阪、さらに上海へと展開した。

「〝人〞が財産であるこの業界では、技術者の人材育成がもっとも重要なテーマである」(髙松氏)

システムセンターの強みは〝人間力〞と〝技術者のレベルの高さ〞にあり、これがコーポレート

カラーでもある。

同社の社員の対応のよさ、マナーのよさは広く知られており、スピードと効率を心得て間然とする

ところがない。スタッフのはきはきとした態度やあいさつの徹底など基本は勿論のこと、深くすぐれた

教育がなされていることには定評がある。

その力を引き出すのは、論理を越えたトップの生き方にある。

「財界」2021. 1. 27号

〝人に任せる〞とは

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

日々心身ともに消耗し疲れきってしまうほど、一年365日が合戦だという経営トップがほとんどだ。

しかし、それでは身も心ももたない。自社の浮沈にかかわる経営戦略を練る余裕もないだろう。

だからこそ、トップの分身を創り〝任せる経営〞〝任せる分野〞をうまく進展できれば、

こんな力強いことはない。

会社を大きく前進させられるかどうかは、トップが組織に〝信頼〞できるキーマンを創り〝任せる〞

ことができるかどうかにかかっている。

「自分より一つすぐれたものをもつ人にその分野をすべて任せる。任せなければ企業は発展できない。

各部門に少なくとも一人、信頼できる〝人〞が陣営を強く固めているのが望ましい。

真に〝信頼〞し〝任せられる〞人がいれば組織は磐石です」(髙松氏)

人の器の大きさ、深さを感じさせる同氏は自然体で日々を送る。

今日も信頼できる仲間と共に〝嘘をつかず〞〝一歩一歩ていねいに〞をモットーに

真剣に一日一日を生きている。

「財界」2021. 1. 13号

「人情の機微」

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

システムセンターの髙松氏は人の話に熱心に耳を傾ける。その姿は謙虚で、時には刺激的な

ユーモアをまじえながら応答し、時間のたつのを忘れさせる。

幼少の頃から厳格な父に、「男は後ろに引くな」と叩き込まれた。

高校を卒業後、鳳啓助氏の内弟子に。NHKの漫才コンクール新人賞を受賞。きびしい師弟関係の

世界に身をおき、日々多くの人と出逢いいろいろな経験をしていく中で、その場の一時的なお笑い

だけでなく、日常的に人を笑わせる(幸せにさせる)ようなもっと深い人間の根本的なものに触れて

いくようになる。

8年間いた漫才界から身をひき、その後もたくさんの「人情の機微」に触れ、1986年3月、

名古屋でマンションの一室を借りて8人でシステムセンターを設立。

先頭をきって突っ走る髙松氏の背中に、人は何かを感じながらその背中を追っかける。

同氏が放つ不思議な魅力に一人、また一人と引き寄せられいつしか盤石な上昇志向集団が生まれた。

どんな分野であれ「人情の機微」を知る同氏だからこそ自分自身のみならず、

周りの魅力をも引き出せるのだろう。

「財界」2021. 1. 6号

人の和の力

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

他社とはまた違った特徴を会社の強い武器にするには? 

古来からの木造建築に仮託してこういう金言がある。

《塔組みは木組み/木組みは、木のくせ組み/木のくせ組みは、人組み/人組みは、

人の心組み/人の心組みは、棟とう梁りょうの工人への思いやり/工人の非を責めず、

己れの不徳を思え》

「塔組み」を「会社組織」におきかえれば、木造建築の一本一本の木材の組み合わせが

組織の一人ひとりの組み合わせと同じであるのが分かる。

「良材とくせ木を選り分けて用いるのでなく、真っすぐな人間と癖のある人間とを

うまく競わせ組み合わせていく。つまり、いろんなタイプの人材を組織の中で活かす。

それぞれの違いを受け入れ調和させることにより、より深い味わいを引き出す

人の〝和〞の力によって、組織に厚みと特徴が出てくるのです」(髙松氏)

時には癖のある人材を組織の中で活かすことも、経営トップの力量であり

トップが取るべき方策である。

「財界」2020. 12. 9号

逃げない こびない ごまかさない

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

名古屋に本社を置くシステムセンターは、「コンピュータ経営資源供給企業」としてその高い技術力

と信頼性を強い基盤としている。

同社の強さの秘密を解く鍵は髙松氏の『逃げない、こびない、ごまかさない』という精神にあるようだ。

しかもこの精神が会社の根底にぶれることもなく脈々と根付いている。取引先に対し正直な対応をする

ということから非常に大きな信頼を得、安心感を与え仕事の依頼が増えていく。

その反面、相手が取引先であっても自分が正直な姿勢を貫いているという確固たる信念の下、

決しておもねることなく、譲ることのできない一線を守ることにより、取引先との〝真剣味ある絆〞

を維持している。

これがともすれば取引先の意向に押しつぶされていく企業が多い中で、同社が健全な経営を

押し進めていく原動力となっている。また、髙松氏は社員一人ひとりがそれぞれのポジションで

全力を尽くせる環境作り、人の温もりと血のかよった強い組織作りにも注力している。

『逃げない こびない ごまかさない』

――同社の非凡にして愚直な信条である。

「財界」2020. 11. 18号

〝努力〞と〝ひたむきさ〞

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

成熟企業といえども、のんびり構えていたら突然、情け容赦のない奔流に〝のみ込まれる時代〞が

まさに現代である。スマホ人気で急上昇する企業も多々あるが、それが本当に長続きするかどうか

は経営者の資質と事業の基軸にかかわること、まさに、努力とひたむきさが人を動かす。

だからこそ企業モラルを徹底させ、愚直なまでに〝人〞を大切にし〝人〞を基調とするのが

システムセンターである。

〝ものごとは徹底してやれ〞

「ものごとを徹底してやるということは、やることに確信がある証拠。やることに迷いがなく、

やるときは徹底してやる」(髙松氏)

事業の発想や展開方法、人の登用の仕方にもそのポリシーが反映していて、人を大切にすることを

社是として、これを徹底する点でも迷いは一切ない。

人を根底において事業を開発していこうとする姿勢と発想に、その心があらわれている。

いつの時代でも〝人〞の経営が最後には勝つと信じている同社である。