「財界」2013.3.26号

旧来の常識を打ち破る

“奇業家”

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

実際、現在の社会の動きや、産業界の流れを見ていると、

その変化はあまりに激しく速い。

保守的、前例踏襲的経営では、もはや立ちゆかないのだ。

言いかえれば、いままでの価値観や発想を一度すべて打ちこわして、

別の角度や視点から観てかかることが、

経営においても社員教育においても、必要である。

まさに“奇業家”が活躍する時代である。

「経営とは究極の自己の追求と結びつき、

経営のなかで絶えず自分を追求し、

発掘し、創造していくもの」(髙松氏)

この自己の創造こそが、ひいては、周囲をも変えていくところに、

奇業家としての真骨頂があるように感じとれる。

今の時代を泳ぐ奇業家である髙松氏は、

その奇の部分が天性のものか、

または培われたものかは分からないが、

新しい時代の新しいタイプの経営者であることは間違いない。

人それぞれ、一つは必ず持っているいいもの、

いい能力を引き出す才能に関しては、

抜群の本能を発揮し、一人ひとりと裸で真っ向から向きあい、

その人たちの力となり、お互いが向上しながら人間ならではの強固なつながりを生み出す。

そういう素直な関係づくり、仲間づくりを通して積み残しのない生き方を日々、

虚心坦懐に自分に課している経営者である。

「財界」2013.3.12号

目を見張る“組織力”
“スピード”  “連絡”

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

“信頼できる ”この思いを人は、どういう時に強く感じるのだろうか。

ビジネスマンが人と人との仕事を通して“信頼できる人 ”だ、

“信頼できる会社 ”だと実感し、安心してビジネス交流を続けてゆくのは

“信頼できる”基本に「時間」に正確であることが挙げられる。

対応が素早く、いつでも、どこでも必ず担当者と遅滞なく連絡がとれるということだ。

決して会社のブランドや規模の大小ではない。

この事において、システムセンターを例に挙げるのは、

徹底した時間厳守を基本姿勢としているからだ。

私と同社との、この十数年間において、

一度もアポイントメントや仕事上での進行日程を同社が守れなかったという体験がない。

細かな事柄でも必ず瞬時に返事や回答が返ってくる。

スピードがあり、活気に満ちた対応をしてくれる。

連絡においても、繋がらなかったことはまずない。

具体的には重要な会議中であろうが、社内にいる時は電話中、

来客中でない限り、電話口にでる。

“相手に対する礼”へのこだわりは社員教育で徹底され、全社員の行動に、ゆきわたっている。

「良きリーダーと彼に心酔する同伴者(社員)」がいる強い組織力を感じる会社である。