投稿者「c15tdrd4」のアーカイブ

「財界」2015.5.26号

仕事を「持ち込まれる会社」に
机上を離れ実践主義をつき進め

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

視眈々と未来を見据え、実践主義を進めるシステムセンター。

しかし足元では「確度の高い情報」をキャッチし「最高の本物技術」で常にユーザーに仕える。

同社のいう「最高の本物技術」とは、グループ会社を業務ノウハウ別、

またはシステム環境別に細分化し、経済性や利便性、信頼性、生産性などの向上を追求し、

ユーザーの環境に応じてフレキシブルに対応できるようにするものである。

そういう環境に対応し、ユーザーが外部に求める〝資源〞を提供し、

システムの高品質化や業務効率の向上、TCOの低減などを実現するサービスだ。

光風霽月(こうふうせいげつ)にたとえられる同社、高松氏は「こちらから営業をかけ、

売り込み仕事を受注するのではなく、お客様(ユーザー)から信頼され、たよりにされる、

そして仕事を〝持ち込まれる会社〞にできないものかと、

約30年徹底して現場主義を貫き通してきました」と語る。

その一つの目標も形になってきたと実感するこのごろ。しかし日々気を引き締め、

また次の目標へとレベルマッチさせる。

組織力と人間力をもつ同社は、一歩一歩ていねいに一つひとつの目標に近づき〝前へ前へ〞と、

つき進む企業である。

 

150526

「財界」2015.5.12号

時代はかわっても
最後に頼れるのは〝人〞である

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

経営環境は激変し、業種・業態の盛衰・浮沈は寸秒の油断もならない。

成熟企業といえども、のんびり構えていたら突然、奔流に〝のみ込まれる時代〞がまさに現代である。

そんな時代に企業モラルを徹底させ愚直なまでに 〝人〞を大切にし〝人〞を基調とするのが

システムセンターである。

「ものごとを徹底してやるということは、やる事に確信がある証拠。

やることに迷いがないから、やるときは徹底してやる。

壁にぶつかっても簡単にはあきらめない。逃げ癖をつけてはいけない」(髙松氏)

そのことは事業の発想や展開方法、人の登用の仕方にもそのポリシーが反映している。

髙松氏は懸命に努力する人間を評価し、純粋なひたむきさを好む。

そして人をよく見ている。

人を根底に据えて事業を開発していこうとする姿勢と発想に、その心があらわれている。

時代はかわっても努力とひたむきさが人を動かし、

いつの時代でも〝人〞の経営が最後には勝つと信じている経営者である。

150512

「財界」2015.4.21号

「才能は有限、しかし努力は無限」
夢をもち創意工夫を続ける

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

「努力の人」「夢は広がる」――

この二つの言葉を真剣に実践する経営者、それがシステムセンターの髙松氏だ。

本社を名古屋市中区栄のど真ん中に配し、立ち上げ当時の経営のきびしい時代をも

戦闘的に乗りこえてきた。

設立以来、効率的な経営を心がけ、売上増とコストダウンの攻めと守りを

同時に行う経営に絶妙の冴えを発揮してきた。

「才能は有限だ。しかし努力は無限だ」という言葉を自ら拳々服膺している。

また、常に高い意識を持ち社会や社員にできるだけ近づく。

つまり痛みが判り、思いやりを持ち、勝ち負けよりも、あるいは損得よりも、

社会と人にとって何が是か非かを常に自問する。

「人」を大切にし「礼」に報いる「心」の経営を徹底的に貫いてきた。

結果、社員の定着率の高い「フラットでオープン」な組織が創られた。

社員一人ひとりがやる気と素直さを持って自らの目標のハードルを高く揚げ、

仕事に注力できる環境を築きあげたのだ。

創意工夫の経営がこれからも続く。

 

150421

「財界」2015.4.7号

「人創り」を基本にした
プラス発想の自然体経営

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

成熟企業といえども従来通りに構えていたら突然、

奔流にのみ込まれる時代がまさに現代である。

「M&A」(合併・買収)という言葉が飛びかう日々。

そんな中〝泰たい然ぜん自じ若じゃく〞と自然体の経営をおし進めるのが、

本社を名古屋市中区栄のど真ん中に構えるシステムセンターである。

髙松氏は同社を設立して二十九年間、アグレッシブな毎日を積み重ねてきた。

社長室を見ればそのトップの姿勢が分かるとよく言われるが、

確かに部屋に飾られた多くの写真からは人脈の深さと広さ、

人を大切にする同氏の人柄が感じられる。

社長室のコンセプトは〝くつろぎ〞と〝スピード〞。

お客様をリラックスさせコミュニケーションを深める空間と、

全国の拠点から瞬時に情報が入るITモニター画面が数十台いつも稼動している。

素早くトップから指示が出せる仕組みだ。

同氏はいつも自然体である。

どんな時もどんな人とでも変わらず素直な自然体で接する。

そんな同氏に接 して人も自然と素直になっていくのである。

愚直なまでに〝人〞を大切にし〝人〞を基底に置く自然体経営は

〝押忍〞(押し忍ぶ)の精神の発現でもある。

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「財界」2015.3.24号

裸一貫からスタート、大手とまっ向勝負するには
徹底した〝技術者教育〞あるのみ

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

バーチャル世代、まさに無機質社会のまっただ中。

だからこそ〝人〞にかえり〝人〞の教育と〝技術〞の向上にさらに注力しなければならない。

コンピュータのソフトウエア開発とSE技術者派遣を手掛けるシステムセンターは、

昭和61年、名古屋で創業し東京本部であるニューオータニビジネスコートの一角から

関東以北をにらみつつ、大阪、さらに上海へと展開した。

創業社長の髙松氏は語る。

「〝人〞が財産であるこの業界では、技術者の人材育成が

もっとも重要なテーマであることは言うまでもない」

システムセンターの強みは〝人間力〞そして忘れてならないのが圧倒的な

〝技術者のレベルの高さ〞にあり、これがコーポレートカラーでもある。

技術力はもちろんのこと、マナーなども含めての総合力で生まれる優位性。

システムセンターの社員の対応のよさ、マナーのよさは広く知られており、

スピードと効率を心得て間然とするところがない。

スタッフの最新の知識や技術力はいうに及ばず、はきはきとした態度やあいさつの徹底、

心のこもった敬語の使い方など、深くすぐれた教育がなされていることには定評がある。

その力を引き出すのは、論理を越えた感性や感動をもうかがわせるトップの生き方にある。

 

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「財界」2015.3.10号

人間の価値を決める基準は〝誠実さ〞

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システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

システムセンターの最前線で常に陣頭指揮を執り、

同社を発展させてきた髙松氏は「人」を大切にし、

「礼」に報いる「心」の経営を徹底的に貫いてきた。

「人間の価値は〝誠実〞さにあると考えます。卑しくないこと。

謙虚であること。真面目であること。すべて〝誠実〞さに通じると思います。

例えば、苦情をうけたとき誠実さをもち対応すれば『縁がむすばれる好機』へと進展します。

必ず一つの機会として活きてくるのです」(髙松氏)

その結果、社員一人ひとりがやる気と素直さを持って自らの目標、

ハードルを高く掲げ仕事に注力していける。

社員に誠実、誠意を尽くせと求めるのは、それが社員個々の自己革新に直結するからである。

さらにその自己革新が集積すれば、その力は大河となって会社を動かす原動力となる。

自己革新による人材育成と、エキスパートとの相乗効果が組織を結束させる。

誠実さを尊ぶトップの経営理念こそ、同社躍進の大きなバネとなっている。

 

150310

「財界」2015.2.24号

〝人に任せる〞それは〝信頼〞のなせるワザ

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

日々心身ともに消耗し疲れきってしまうほど、1年365日が合戦だという経営トップがほとんどだ。

しかし、それでは身がもたない。自社の浮沈にかかわる経営戦略を練る余裕もないだろう。

だからこそ、トップの分身を創り〝任せる経営〞〝任せる分野〞をうまくコントロールできれば、

こんな力強いことはない。

会社を大きく前進させられるかどうかは、トップが組織に〝信頼〞できるキーマンを創り

〝任せる〞ことができるかどうかにかかっている。

「自分より一つすぐれたものをもつ人にその分野をすべて任せる。

任せなければ企業は発展できない。

各部門に少なくとも一人、信頼できる〝人〞が陣営を強く固めているのが望ましい。

真に〝信頼〞し〝任せられる〞人がいれば組織は磐石です」

「私は私同様にその人を信用しています」(髙松氏)

人の器の大きさ、深さを感じさせる同氏は自然体で日々を送る。

今日も信頼できる仲間と共に〝嘘をつかず〞〝一歩一歩ていねいに〞をモットーに真剣に

一日一日を生きている――そんな男の背中を社員に見せる同氏である。

 

150224

「財界」2015.2.10号

「人情の機微」「人材の重要性」を知る
上昇志向集団へと

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

システムセンターの髙松氏は人の話に熱心に耳を傾ける。

その姿は謙虚で、時には刺激的なユーモアをまじえながら応答し、時間のたつのを忘れさせる。

1952年、山口県岩国市でこの世に生をうける。

兄2人と姉の4人兄弟の末っ子。父はとても厳格できびしく、

「男は後ろに引くな」と、幼い心に叩きつけられた。

高校を卒業後、鳳啓助氏の内弟子に。NHKの漫才コンクール新人賞を受賞。

きびしい師弟関係の世界に身をおき、「人に笑われるような人間にだけはなるな、

人を笑わせる(幸せにさせる)人間になれ」を信条とするに至る。

やがて「同じ人を喜ばすにしても、その場の一時的なお笑いだけでなく、

もっと日常的な長期的な、たとえば生活とか仕事とか、それらをとりまく環境とか、

もっと深い人間の根本的なものに触れたいと、いろんな人々との出逢いも手伝って志がかたまった」(髙氏)

と、起業への思いを熱くしていった。

8年間いた漫才界から身をひきその後、多種多様な職を経験しながら、

1986年3月、名古屋でマンションの一室を借りて8人でシステムセンターを設立。33歳のときだった。

先頭をきって突っ走る髙松氏の背中に、人は何かを感じながらその背中を追っかける。

意気に感じる人が一人、また一人と現れ、いつしか盤石な上昇志向集団が生まれた。

さらに、人材のネットワーク化と、事業のシステム化へと進展していった。

コンピュータのソフト開発という最先端の業務でありながらも、

「人材の重要性」を知り、「人情の機微」を大切にしてきたのは、やはり一個の人間として、

それまでの人生経験が蓄積されているからだろう。

「財界」2015.1.27号

人と人との〝対話〞〝つながり〞こそ財産

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

すさまじいスピードを生き抜くことが要求される現在は、

〝合理性とリスク〞〝拡張と消滅〞が背中あわせの時代でもある。

まさに戦国時代と言い切るのがシステムセンターの髙松氏である。

日々の合戦を優位にすすめるためには、「人材の層の厚さに加え、

ポイントを絞ったきめの細かい指令を適時、適所に瞬時にゆきとどかせることです」と同氏。

同社は社員に自由闊達に議論をさせている。どんなに技術やシステムがあっても

「人との対話」がなければ実りのあるものにはならないと考えているからだ。

そんな社内には社員のやる気と気迫が漲っている。

新時代が求める技術開発力を武器にプロフェッショナル集団として、

全力をあげて顧客企業をサポートすることが同社の使命である。

その状況は、まさに日々合戦である。

「新しい技術やシステムも、人と人との交流、対話があって初めて実りあるものになる。

〝人と人とのつながり〞こそ次の時代を生き抜く財産である」とは、髙松氏の至言である。

「財界」2015.1.13号

知人から友人、さらに親友
そして〝心友〞へと

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

1986年に産声をあげたシステムセンターのさらなるステップアップの〝時は今〞。

その強さの根幹は、人と人との結束がもたらす盤石な組織力にある。

「私は初めて会う経営者とビジネスの話はしません。

人と人は出逢って〝知人〞になり、親しくなって〝友人〞になる。

つき合いを重ねるうちに、自然に親しみの感情もにじみでて、

やっと心が通い信頼が深まり〝親友〞となり、共に助け合ってこそ初めて〝心友〞になれる。

すべてのことはこの〝心友〞からスタートするのです。

そこでやっと人としてだけでなく、ビジネスパートナーとしても、協力し合う関係が生まれるのです」(髙松氏)

人と人との強い結束力で同社は、秒進分歩の荒々しい技術革新にさらされるメーカー分野、

通信分野、コンピュータ分野の技術開発を、プロフェッショナル技術開発集団として

全力をあげてサポートし続けるのである。

いぶし銀から金色に輝こうとする、まさに〝時は今〞である。