「財界」2024. 6. 12号

『他のせいにしない』

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

1986年3月の設立時から意識改革運動がすでに始まっていたシステムセンター。

38年目の今も「まだまだ道半ば。これからどんどん改革を進め企業存続の限り永遠に改革は続く」

というスタンスを崩さない同社。

この数年、流通業界のみならず外食、繊維・アパレル、日用品雑貨、電気代など

様々なものの値上がりが続いた。

値上がりはいったんは消費者の気持ちがはなれる事もある。さらに給料アップが追いつかない現実。

コンピューター業界も同じで一人ひとりの高い技術力と〝人間力〞をいかに高め追求するかが

明暗を分ける。

単にマニュアルに頼るのではなく自分の体験として汗をかき、恥もかき、涙し、足をつらせ、

腹も立ち、苦しみもがき……。

「『虎の巻』は自分で汗をかき自分でつくれ!!そうすれば自然と不振の原因を他のせいにしない

組織体質ができ上がっていく」と喝破する髙松氏。そして愚直にまっすぐに社内に呼びかけ続ける。

そんな背中からは一日一日を勝負していく組織力の強さと信頼がハッキリと見えてくる。