投稿者「c15tdrd4」のアーカイブ

「財界」2010.4.6号

真の意味での”城”と”人材活用”

システムセンター社 長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

毎日を戦国時代、一日一生、と見たて、企業陣営を強く引き締め、

固めているシステムセンターは、アグレッシブな日々を積み重ねて、

紆余曲折、創業二十五周年を目前としている。

戦国時代のアグレッシブな武将といえば、武田信玄の名が挙げられる。

彼は二十歳の時、父信虎を国外へ追放し、跡目を継ぐ。

それから約十九年後、三十九歳で出家し、信玄と名乗る(それまでは晴信と名乗っていた)。

五十二歳でこの世を去った信玄は、「人は城 人は石垣 人は堀 情けは味方 あだは 敵なり」と詠んだ。

この歌には、家臣や領民との深い信頼関係こそが

本当の意味での”城”だという理念が込められている。

その心を表すかのごとく、信玄は生涯自分自身のための

城は建てず屋敷に住んだ(それゆえ”お館様”とは信玄の呼び名)。

「いかにして最小限の被害で敵に勝つか」という戦略に徹した信玄。

絶妙な采配を振るい、強さと結束力を持つ髙松氏。

ともに組織を戮力協心(心をひとつにして、全員で力を合わせる)させる男である。

オリジナルブランド 芋焼酎『髙月』発売開始!!

2010年4月3日よりオリジナルブランド本格焼酎『髙月』を全国販売いたします。

原材料:さつまいも 米麹

アルコール分:25度

内容量:720ml

特徴:甘さを抑え、すっきりとしたキレの良さが特徴。

食中酒として、最適な味わいです。

おすすめの飲み方:水割り、ロック

※お酒は20歳になってから。お酒は楽しく適量を。
妊娠中や授乳期の飲酒はお控えください。

「財界」2010.3.23号

「才能は有限、しかし努力は無限」自己革新による技術者人材育成

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu Osami

「努力の人」「夢は広がる」この二つの言葉が似合う経営者、

それがシステムセンターの髙松修身社長だ。

本社を名古屋市中区栄のど真ん中に配し、

立ち上げ当時の経営のきびしい時代をも乗りこえてきた。

設立以来、効率的な経営を心がけ、売上増とコストダウンの

攻めと守りを同時に行う経営に徹してきた。

「才能は有限だ。しかし努力は無限だ」という言葉を拳々服膺している。努力の人である。

「人」を大切にし、「礼」に報いる「心」の経営を徹底的に貫いてきた。

結果、社員の定着率の高い、「フラットで、オープン」な組織が創られた。

社員一人ひとりがやる気と素直さを持って自らの

目標のハードルを高く揚げ仕事に注力できる環境を築きあげたのだ。

創意工夫の経営がこれからも続く。

柔剛一体を実現する髙松流経営術

今、なぜシステムセンターは柔道部を設立したのか。

髙松社長と私との出会いは、数十年前に遡ることになるが、

たまたま数年前に再会した時は、偶然ではなく運命的なものを強く感じた。

それは、髙松社長の持つ胆力というか、氏になにか得体の知れない力を感じたからだ。

この人に接していると、なぜか不羈という言葉が私の脳裏に浮かんだ。

「人づくりがテーマ」であり、「日々進化がなければ、成長も成功もない」という

髙松社長は、まず、組織のリーダーとして求められている

最も重要な資質である以下の条件を備えている。

○肉体的、精神的な耐久力がある

○孤独を補うだけの人望、人脈がある

○そして、団結(組織)と和(人)を酸成できる力(パワー)がある

つまり、柔道の理論でいうところの「柔能く剛を制す」を

生まれながらにして、備えているように感じる。

先人曰く「柔能く剛を制すとは柔のなかに剛を、剛の中に柔を兼ねて、

柔剛一体となる所を真実の柔の道と名づく。

柔に脚を含まざれば、柔弱に流れ、剛に柔を含まざれば、

剛強に落ちて道を成すべからず」。

この理念が髙松流会社経営術と柔道をマッチングさせたのではないかと思う。

同氏は、常に高い意識を持ち、社会や社員にできるだけ近づくよう日々努力している。

つまり、痛みが判り、思いやりを持ち、勝ち負けよりも、あるいは損得よりも、

社会と人にとって何が良か否かを常に問い、そのために、

礼儀やマナーを最優先し、大切にしておられる人物である。

講道館 柔道八段 河原月夫氏(談)

「財界」2010.3.9号

「人創り」を基本にプラス発想の自然体経営を

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu Osami

成熟企業といえども、従来通りに構えていたら、

突然、奔流に”のみ込まれる時代”がまさに現代である。

「M&A」(合併・買収)という言葉が飛びかう日々。

そんな中、”泰然自若”と自然体の経営をおし進めるのが、

本社を名古屋市中区栄のど真ん中に構える、システムセンターである。

髙松社長は同社を設立して二十五年間、アグレッシブな毎日を積み重ねてきた。

社長室を見れば、そのトップの姿勢が分かるとよく言われるが、

確かに、部屋に飾られた多くの写真からは、人脈の深さと広さ、

人を大切にする同氏の人柄が感じられる。

社長室のコンセプトは”くつろぎ”と”スピード”。

お客様をリラックスさせコミュニケーションを深める空間と、

全国から瞬時に情報が入る IT モニター画面が数十台いつも稼動している。

素早くトップから指示が出せる仕組みだ。

同氏は社内外にかかわらず、人と接する時はいつも「自然体」で耳を傾ける。

「まず人の話をよく聞くこと。人の話を聞かない人は信頼できません。

空手や柔道など武道も同じで自然体になれば、相手も見えてきます。

社員教育も根本は”素直な心”です」(髙松社長)

企業モラルを徹底させ、愚直なまでに”人”を大切にし、

”人”を基調とする自然体経営は”押忍”(押し忍ぶ)の精神でもある。

河原月夫氏(柔道八段・写真右)と髙松氏の共通理念である

「人創り」を目的にシステムセンターでは柔道部を創設した。

「財界」2010.2.23号

裸一貫からスタート、大手とまっ向勝負するには徹底した〝教育〞しかなかった

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu Osami

バーチャル世代、まさに無機質社会のまっただ中。
だからこそ〝人〞にかえり、〝人〞の教育と〝技術〞の向上に
注力するシステムセンターがある。

コンピュータのソフトウエア開発とSE技術者派遣を手掛けるシステムセンター。

昭和61年、名古屋で創業し、東京本部であるニューオータニビジネスコートの

一角から関東以北をにらみつつ、大阪、さらに上海へと展開した。

創業社長の髙松修身氏は語る。

「〝人〞が財産であるこの業界では、技術者の人材育成が

もっとも重要なテーマであることは言うまでもない」

システムセンターの強みは〝人間力〞、そして忘れてならないのが圧倒的な

〝技術者のレベルの高さ〞にあり、これがコーポレートカラーでもある。

技術力はもちろんのこと、マナーなども含めての総合力で生まれる優位性。

システムセンターの社員の対応のよさ、マナーのよさは広く知られており、

スピードと効率を心得て、間然とするところがない。

スタッフの最新の知識や技術力はいうに及ばず、はきはきとした態度やあいさつの徹底、

きちんとした敬語の使い方など、すぐれた教育がなされていることには定評がある。

その力を引き出すのは、論理を越えた感性や感動をもうかがわせる髙松氏の生き方そのものにある。

「財界」2010.2.9号

人間の価値を決める基準は”誠実さ”

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu Osami

システムセンターの最前線で常に陣頭指揮を執り、

同社を拡大・発展させてきた髙松社長は「人」を大切にし、

「礼」に報いる「心」の経営姿勢を徹底的に貫いてきた。

「人間の価値は、”誠実”さにあると考えます。

卑しくないこと。謙虚であること。真面目であること。

すべて”誠実”さに通じると思います。

例えば、苦情をうけたとき誠実さをもち対応すれば

「縁がむすばれる好機」へと進展します。

必ず、一つの機会として活きてくるのです。」(髙松社長)

その結果、社員一人ひとりがやる気と素直さを持って自らの目標、

ハードルを高く掲げ仕事に注力していける。

社員全員が <自己革新を共通使命とする> ことから、

同社ならではの人づくりが始まる。

その自己革新という共通使命の積極的な推進が重要であるようだ。

自己革新による人材育成と、エキスパートとの相乗効果が、組織を結束させた。

その根底に流れるトップの経営理念が、同社躍進の大きな牽引力である。

「財界」2010.1.26号

人に任すこと。それは〝信頼〞のなせるワザ

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami

会社を前進させるためには、トップが組織に〝信頼〞できるキーマンを創り、
〝任せる〞ことができるかどうかだ。

日々心身ともに消耗し、疲れきってしまうほど、一年三百六十五日、合戦だという経営トップがほとんどだ。
しかし、トップの分身を創り、〝任せる経営〞〝任せる分野〞をうまくコントロールできれば、こんな力強いことはない。
「自分より一つすぐれたものをもつ人にその分野をすべて任せる。任せなければ企業は発展できない。各部門に少なくとも一人、信頼できる〝人〞が陣営を強く固めているのが望ましい。
真に〝信頼〞し〝任せられる〞人がいれば組織は磐石です」「私は私以上にその人を信用しています」(髙松社長)
人の器の大きさ、深さを感じさせる同氏は自然体で日々を送る。
今日も信頼できる仲間と共に、〝嘘をつかず〞〝一歩一歩ていねいに〞を
モットーに真剣に一日一日を生きている――そんな男の背中を社員に見せる経営者だ。

「財界」2010.1.12号

”人”との良き出逢いが”人”を成長させる

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami

システムセンターの髙松社長は人の話をよく聞き素直で謙虚に、

時には刺激的なユーモアをまじえながら語り、時間のたつのを忘れさせる。

1952年4月3日、山口県岩国市でこの世に生をうける。

兄二人と姉の四人兄弟の末っ子。

父はとても厳格できびしく、「男は後ろに引くな」という事を幼い心に叩きつけられた。

高校を卒業後、鳳啓助氏の内弟子に。

NHKの漫才コンクール新人賞を受賞。

きびしい師弟関係の世界に身をおき、「自分にも他人にもけっして嘘はつかない」を信条とする。

「同じ人を喜ばすにしても、その場の一時的なお笑いだけでなく、

もっと日常的な長期的な、たとえば生活とか仕事とか、それらをとりまく環境とか、

もっと深い人間の根本的なものに触れたいと、いろんな人々との出逢いも手伝って志がかたまった」

(髙松社長)

八年間いた漫才界から身をひき、その後、多種多様な職を経験し、

1986年3月名古屋でマンションの一室を借りて、八人でシステムセンターを設立。

三十三才のときだった。

事業を興した際、まず顧客と同僚を喜ばすことを第一義に考えた。

人を魅きつけるコツを知悉している彼は、事業者や経営者、従業員の心をつかむことに砕身した。

個人の魅力を企業としての輝きへと昇華させることに成功したといえる。

結果として興した事業を地域に定着させ、業績を大きく伸ばし、

有能な人材、業務のエキスパートを彼の周りに集めることを実現させたのだ。

さらに、人材のネットワークを組み、事業をシステム化させた。

コンピュータのソフト開発という最先端の業務でありながらも、人材の重要性を知り、

人情の機微を大切にしてきたのは、やはり過去の経験が蓄積されているからだろう。

「財界」2010.1.5号

「人に迷惑をかけない」「約束は守る」

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami

机上ではなく実践主義のイノベーター

国際情勢、社会経済環境が大激変の今の時代。また、日本国内の治安悪化、IT社会が進むにつれて、新たなハイテク犯罪や顧客情報の外部流出など、心の不安を煽る時代でもある。
既存の価値体系が崩れ去り、手本のない時代、正解のない時代といわれている。
そんな、現代においては「強いリーダー」「夢を共感できる」という二つのキーワードが必要のように思われる。
システムセンターの陣頭指揮をとる髙松修身社長は一糸みだれぬ統率力をみせる。
髙松氏と接する人々は、まずその破天荒さに驚き、その気っ風のよさに惚れ込む。そして人柄に魅せられるのだ。
「常に改革者の心でいます。ただし、二つだけ守るべく基本があります。『人に迷惑をかけない』『約束は守る』。ただこの二つだけです」(髙松氏)
同氏は基本をかたくなに守り心の琴線に触れ、有能な人材、義務のエキスパートを彼の周りに集めることを実現させた。
さらに、人材のネットワークを組み、事業をシステム化させたのだ。

「財界」2009.12.8号

人と人との”対話””つながり”こそ財産

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami

すさまじいスピードを生き抜く現在、”合理性とリスク””拡張と消滅”が背中あわせの時代だ。まさに戦国時代と言い切るのがシステムセンターの髙松修身社長である。
同社長は、日々の合戦を優位にすすめるためには、「誇れる人材の層の厚さに加え、ポイントを絞ったきめの細かい指示を社内に瞬時にゆきとどかせることです。」という。
同社は社員に自由闊達に議論をさせている。どんなに技術やシステムがあっても「人との対話」がなければ実りのあるものにはならないと考えているからだ。そんな社内には社員のやる気と気迫が漲っている。
新時代が求める技術開発力を武器にプロフェッショナル集団として、全力をあげて顧客企業をサポートすることが使命である。まさに日々合戦である。「新しい技術やシステムも、人と人との交流、対話があって初めて実りあるものになる。”人と人とのつながり”こそ次の時代を生き抜く財産である」とは、髙松氏の事である。