「財界」2013.2.26号

人にとっての豊かさの意味と循環型社会

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

人間にとっての豊かさの意味とは何か。

また持続可能な循環型社会をどのように作っていくか。

そんな難しいテーマを前に人々は従来の生き方を

見直す必要性に迫られている現代である。

その現代社会では、機械設備などのモノよりも、

知的財産を生み出すヒトの価値が高まる。

ヒトという、とらえどころのない経営資源をどう活かすかが

これからの経営者の最重要課題である。

企業とは? 会社とは?

原点にかえり改めて考え、見据えなければならないのでは。

人を大切にし、「礼」に報いる「心」の経営姿勢を貫く

システムセンターの髙松修身氏は、

「当社は、社員一人ひとりが、

やる気と素直さを持って

仕事に注力できる会社環境を、

まず整えることからスタートした」と語る。

それは同社の明鏡止水な「焼酎」づくりにもにじみ出ている。

“コンピュータ経営資源供給企業”だけにとどまらない

「心」を供給し発信するのが、同社の神髄であるかのごとく感じる。