「財界」2011.11.1号
巻き返しの一瞬こそチャンスあり
システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami
情報システム環境が、メインフレームによる
集中処理からPC―LANによる分散処理の急速な進歩と、
ネットワークに関連する新技術も続々と開発されている今日。
〝合理性とリスク〝〝拡張と消滅〝が背中あわせの時代、
徒手空拳でのし上がってきた、ITの技術者派遣会社「システムセンター」。
その特徴に同社を業務ノウハウ別またはシステム環境別に細分化し、
経済性や利便性、信頼性、生産性などの向上を追求しながら、
ユーザーの環境に応じてフレキシブルに対応できるようにするものがある。
ユーザーが外部に求める〝資源〝を提供し、システムの高品質化や
業務効率の向上、TCOの低減などを実現するサービスだ。
システムセンターがシステム技術者の確保、教育を一括して請け負い、
開発、運用・保守、運営管理は業務別に各グループが請け負うシステムとなっている。
また、〝社長〝が〝天職〝、という髙松氏の信念は〝巻き返しにこそチャンスあり〝―。
「勝っている時は油断が生まれるが、負けている時にあきらめなければ、
必ず巻き返しのチャンスが一瞬生まれる。
その一瞬をものにするかしないかが勝負を分ける。
企業においても、個人一人の生き方においても同じことがいえます」(髙松氏)
それは、波乱の半生を歩んできた髙松氏の哲学の反映かもしれない。
自己革新という共通使命の積極的な推進こそ、同社躍進の秘訣といえそうだ。
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