「財界」2012.02.07号

人間が生きるための重要な基本
「人に迷惑をかけない」「約束は守る」

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

国際情勢、社会経済環境が大激変する真っ只中の今の時代。

海外においては、テロや政権交代、また、IT社会が進むにつれて、新たなハイテク犯罪や

顧客情報外部流出など、不安心理を煽る時代でもある。

既存の価値体系が崩れ去り、手本のない時代、正解のない時代といわれている。

現代においては「強いリーダー」「夢を共感できる」という二つのキーワードが

必要のように思われる。

システムセンターの陣頭指揮をとる髙松氏にはピリッと一本張りつめた空気が感じられ、

一糸みだれぬ統率力をみせる。

髙松氏と接する人々は、まずその破天荒さに驚き、その気風のよさに惚れ込む。

そして人柄に魅せられるのだ。

それは人生の苦労も人情も機微もかみわけた男が感じさせる〝人間力〞なのかもしれない。

「壁があったら自分からぶつかっていく。ぶつかって生きていたら、自分はまだいける、

と自信が持てる。常に改革者の心でありたい。

ただしそこには、『人に迷惑をかけない』『約束は守る』という人間が生きていくための

重要な基本があると思っています」(髙松氏)

同氏は基本をかたくなに守り心の琴線に触れ、有能な人材、業務のエキスパートを

彼の周りに集めることを実現させた。

さらに、人材のネットワークを組み、事業をシステム化させたのだ。

コンピュータのソフト開発という最先端の業務でありながらも、人財の重要性を知り、

人情の機微を大切にしてきたのは、やはり過去の経験が蓄積されて

人生の軸を創ったからだろう。

人生の基本軸に徹底的に忠実であるからこそ、「前向きに明るく」生きられるのである。

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