「財界」2013.7.23号

「いざ」という時にその人の真の姿が見える

〝逃げない、こびない、ごまかさない〞

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

一日一生、日々重大な決断に直面しながら、一刀両断の覚悟をもって行動、

磐石な組織を実現したのがシステムセンターである。

髙松氏は、企業理念として、企業たるもの利益の追求は当然ながら、

組織とは自己の能力を高め合う場でなくてはならない、

一人ひとりが高い目標を掲げ、楽しく幸せに向上していかなければならないとしている。

仕事の技術やスキルの向上もそうだが心構えや心の持ちようも、大いに大切と考えている。

目先の利益のみを追うのではない。

「鼎の軽重を問われて初めてその人の価値が分かるものである」(髙松氏)とも言う。

通常では分からないが〝いざ〞という時にその人の真の姿が見えるという事。

その時のために会社も自己も鍛えねばならない。

さらに〝逃げない、こびない、ごまかさない〞̶̶そういう人の集まった組織へと築き上げている。

同氏の洞察力はすごみさえ感じられる。

また、人の話をよく聞き理解しようと努力する。

時おりユーモアの中にも刺激ある言葉で相手を納得させる力もみせる。

その力が同社を強くし若手起業家から兄事される由縁である。