「財界」2015.11.17号
システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami
我が社でなければできないこと、我が社だからできること」をとことん追求し
「夢をかなえる楽しさ」「楽しさを見出せる会社」に愚直とも見える正攻法で、
一歩ずつ前進するのがシステムセンターだ。
同社の特徴は優れた技能を持つだけの集団というのではなく、
毎日を豊かにする存在として「夢」を原動力にし、
文字通り一歩ずつゆっくりと確実に成長し前進していく姿勢を持つこと、と言える。
夢を少しずつ現実のものにしていき、どこにも負けない〝結束力〞と
〝厳しさ〞と〝楽しさ〞を持ち合わせた組織である。
もう一つ同社の髙松氏が力説するのは「人をすでに出来上がった
〝機能〞として評価してそれを使いこなす感覚でなく、
それぞれの中にある潜在力が引き出せるように関わる。
そうやって人を生かし、会社の力とする」という。
肝心の〝人〞創りを徹底しないで、目先の利益に振り回されるような経営では
すぐにメッキがはがれるということだ。
私利私欲を超えた〝志〞と相手を〝信じ続けること〞の大切さが人を開花させ、
盤石な組織を創り上げる土台となっているのだ。