「財界」2016.10. 18号
真剣になると知恵が出る。中途半端だと
愚痴が出る。やる気がないと言い訳が出る。
システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami
この時代、日本経済には産業構造作り替えの大波が押し寄せている。
しかし、こうした時代の流れを横目に独立独歩、
自助努力の効く会社にしようと精魂を傾けてきた髙松氏。
その基盤を一言で言えば、髙松氏の「自分にも他人にも決して嘘をつかない」という精神が
会社の根幹として脈々と根付いていることである。
取引先に対し正直な対応をするという事から非常に大きな信頼を得、
安心感を与える事により仕事の依頼が増えていく。
その半面、相手が取引先であっても自分が正直な姿勢を貫いているという確固たる信念の下、
決しておもねる事なく守るべき一線を頑なに守ることにより取引先との真剣味ある絆を維持している。
ともすれば取引先の意向に押しつぶされていく企業が多い中で、
同社が健全な経営を押し進めている原動力がここにある。
「何事も中途半端はだめ。真剣勝負。商いの切っ先はどこまでも鋭く、深く。