「財界」2010.2.9号
人間の価値を決める基準は”誠実さ”
システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami
システムセンターの最前線で常に陣頭指揮を執り、
同社を拡大・発展させてきた髙松社長は「人」を大切にし、
「礼」に報いる「心」の経営姿勢を徹底的に貫いてきた。
「人間の価値は、”誠実”さにあると考えます。
卑しくないこと。謙虚であること。真面目であること。
すべて”誠実”さに通じると思います。
例えば、苦情をうけたとき誠実さをもち対応すれば
「縁がむすばれる好機」へと進展します。
必ず、一つの機会として活きてくるのです。」(髙松社長)
その結果、社員一人ひとりがやる気と素直さを持って自らの目標、
ハードルを高く掲げ仕事に注力していける。
社員全員が <自己革新を共通使命とする> ことから、
同社ならではの人づくりが始まる。
その自己革新という共通使命の積極的な推進が重要であるようだ。
自己革新による人材育成と、エキスパートとの相乗効果が、組織を結束させた。
その根底に流れるトップの経営理念が、同社躍進の大きな牽引力である。