投稿者「c15tdrd4」のアーカイブ

「財界」2009.11.10号

スピードと信頼が安心感へと繋がる

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami

いつ、何時でも、必ず連絡が瞬時に繋がる。意思決定がとても速い。
これが信用、信頼へと発展していく。そして安心感へと。

ユビキタス時代、電子政府構想が本格的に始動した現在。
システムセンターの創業は1986年。当時はまだ、ITもITビジネスという言葉も一般的ではなかった時代である。そんなときに市場が急成長すると見込んだところに髙松社長の先見性がうかがえる。
創立当初、赤字でも投資を続けたという「勢い」と「粘り強さ」が不思議と共存したのも、後ろ向きになりがちな今日ではとても貴重だといえよう。
髙松氏は「人」を大切にし、「礼」に報いる「心」の経営姿勢を徹底的に貫く。
「礼を尽くす」例が電話である。同社の各担当の人に電話をかけて繋がらなかったことはない。例え社長が参加しての会議中だろうが、社内にいれば電話中、来客中でない限り必ず電話口にすぐ出る。これも氏の「お客様に対する礼」へのこだわりではないだろうか。
「当社は社員一人ひとりがやる気と素直さ、創意工夫を持って自ら仕事に取り組む、という経営を実践しています」(髙松氏)
経営のために人材を集めるのではなく、「一人ひとりのやりたいことを支援する」というスタンスで、常日頃、自らが手本となって社員に「礼」や「心」を伝える姿勢は、若い頃お笑い芸人を目指し、その後はゲーム機販売、社長秘書兼運転手など、波乱の半生を歩んできた髙松氏の哲学の反映かもしれない。

津和野便り ~ 深秋 ~

津和野も秋の深まりを感じさせる風景に変化してきました。

そんな津和野では柚子の収穫季節を迎えました。

きれいな空気と美味しい水をたっぷり吸って、元気な柚子が育ちました。

今年は全体的に豊作で生い茂った濃い緑の葉の間から

きれいな黄色の柚子があちこちに実り、とても華やかです。

柚子は、木にならしたまま霜が降りると実が腐ってしまうので、

穏やかな天候を祈りながら駆け足で収穫します。

柚子風呂、鍋物にゆずぽん、お吸い物の香り付け、

柚子味噌と色々な楽しみ方ができる柑橘です。

その中から地元の方に柚子の蜂蜜漬けを作ってもらいました。

美味しく食べる為には、約1ヵ月ほど寝かせてからと、

アドバイスがあったので、ここは味見をグッと我慢。

今から完成するのが楽しみです。

さて、11月15日に太鼓谷稲成神社で御神幸祭(ごじんこうさい)と呼ばれるお祭りが行われ、

殿町通りにも屋台などが並び大変な賑わいをみせていました。

同日午前に島根県西部(石見地方)に伝統芸能として受け継がれている

石見神楽(いわみかぐら)と呼ばれる舞(まい)を観賞させて頂きました。

華やかな衣装や表情豊かな面を身につけた人々が、太鼓や笛の

お囃子(おはやし)に合わせて悠々と舞う姿は、観る者を魅了し神話の世界に誘いこみます。

ぜひ一度ご覧になって頂きたいと思います。

「財界」2009.10.27号

「約束は絶対守る」成功と失敗を分けるのは紙一重の差しかない

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami

コンピュータ関連のソフトウェア開発、技術者派遣を手がけ、
全国を征野として邁進するシステムセンター。 その生き様を探る

システムセンターの髙松社長に接していて、とても強く感じる事のひとつに、「時間厳守」がある。「約束した事は、何が何でも必ず守る」という、愚直とも言える氏の姿勢のあらわれだろうか。
具体的なエピソードをひとつ挙げると、あるベンチャーの新進企業トップから「髙松社長にぜひお会いしたい。紹介を頼む」と申し込まれ、「それではまずは『財界』のパーティの席ではありますが、そこでお顔合わせを」と話が進んだ。
パーティ当日の二日前から髙松社長は過労と風邪でかなりの高熱を発していた。
高熱で寝込むまでになったにもかかわらず、同社の名古屋本社から、東京のパーティ会場まで約束どおり時間前に、笑顔をくずさずかけつけた。
相手企業のトップにも、また、紹介者にも顔をたてる、いつもの心遣いが光った。
心の琴線に触れることで人をより喜ばせ、より近づけることができる、と永い経験を通じて気づかされてきた髙松社長。
事業を興した際にも、まず顧客と同僚を喜ばすことを第一義と考えた。人を魅きつけるコツを知悉している彼は、事業者や経営者、従業員の心をつかむことに砕身努力した。個人の魅力を企業としての輝きへと昇華させることに成功したといえる。結果として興した事業を地域に定着させ、業績を大きく伸ばし、有能な人材、業務のエキスパートを彼の周りに集めることに成功したのだ。さらに、人材のネットワークを組み、事業をシステム化させた。
コンピュータのソフト開発という最先端の業務でありながらも、人財の重要性を知り、人情の機微を大切にしてきたのは、やはり経営者としての天性の資質を備えた人物だからだろう。

「財界」2009.10.13号

”まごころ””素直さ”をモットーに自分の感性でつらぬいてきた


やるのか、それともやらないのか。「やってみる」というのはなしだ。

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami

コンピュータ関連のソフトウェア開発、技術者派遣を手掛けるシステムセンターは
創業以来、バックギヤーをはずし、破竹の勢いをみせる。

ホテルニューオータ二9階、都心ビル郡を眼下にするシステムセンター東京本部の一室で、高松社長は、飛脚の原動力をこう分析する。
「顧客が求める新時代の技術開発とアウトソーシングに対して、人、技術、信頼の全てを挙げてきめ細かく徹底的にサポートする。社内、外ともに瞬時にコンセンサスを取り、それを可能にした
システムセンターならではの組織作り、これが成功の鍵になった」と。
じつは、最前線で陣頭指揮をとる同社社長は、元漫才師という異色の経歴の持ち主。歯に衣を着せぬ物言い、既存の常識を打ち破るその破天荒な生き方は、保守的な日本の経営者像を一変させた。
「誰のまねでもない。まごころだけをモットーに自分の感性でやってきた」
拡大成長へのアクセルをふみこむのは、何も冷徹な数学のみではない。高松社長のこのリーダーシップこそ、社員のベンチャー精神を引き出し、活力あふれる組織にしたのではないだろうか。
《新世紀の技術を創世する技術者集団》を標榜するシステムセンター。コンピュータ関連のアウトソーシングの中にあっても、いち早く新時代の扉を押し開くエネルギーに満ちあふれる企業である。

津和野便り ~実りの秋~

10月に入って津和野は朝晩めっきり涼しくなり、

いよいよ秋の景色に移っていきます。

津和野では10月下旬頃から紅葉が見られるそうで、

平地より秋の深まるのが早いことを実感しました。

この季節は山の紅葉と同じくして当方柿畑でも橙色に色づきます。

しかし、柿というものは隔年で豊作年があり、

昨年に比べ今年は少なめに感じるのは私だけでしょうか?

とは言いつつも晴天の中、柿の橙色は秋の食欲を感じさせます。

11月には大きなイベントが二つあります。

太鼓谷稲成神社で行われる秋季大祭と鎮魂祭(みたましずめのみまつり)です。

どちらも趣きがあるお祭りなのでこの機会に紅葉と併せて楽しんでみましょう。

「財界」2009.09.29号

にげない こびない ごまかさない
会社を良くするのは自分達自身だ

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami

人の温もりと血のかよう強い組織作り

名古屋に本社を置くシステムセンターは、「コンピュータ経営資源供給企業」としてその高い技術力と信頼性を基盤とし業容を広げている。

リーマンショック以降、多くの企業が規模を縮小したり、業績を悪化させている中で、東京をはじめ海外へもその拠点を拡大、社員を積極的に採用しつつ着実に売り上げを伸ばしているシステムセンターの躍進の秘密はどこにあるのだろう。
その秘密を解く鍵は、高松社長の「自分にも他人にも決して嘘をつかない」「にげない、こびない、ごまかさない」という精神が会社の根底に脈々と根付いているということである。

取引先に対し正直な対応をするということから非常に大きな信頼を得、「システムセンターに任せておけば大丈夫だ」という安心を与えることにより、仕事の依頼が増えていく。
その反面、相手が取引先であっても自分が正直な姿勢を貫いているという確固たる信念の下、決しておもねることなく、守るべき一線を譲らないことにより取引先との対等な取引関係を維持している。
これがともすれば取引先の意向に押しつぶされていく企業が多い中で健全な経営を推し進めていく原動力となっている。また、高松社長は「相手の欲しがる物を全て与える」という考え方の下、社員一同がそれぞれのポジションで全力を尽くすことにより「会社をより良くしていこう。それは自分達にしかできず、自分達でやるべきものだ」という気持ちで仕事に励める環境作りに専念するほか、人の温もりと血のかよった強い組織作りを固めることにも注目している。

”自分にも他人にも嘘をつかない”が高松社長の信条。なかなかできることではない。

津和野便り ~夏から秋へ~

8月20日に太皷谷稲荷の麓を流れる津和野川で燈籠流しの行事がありました。

神主さんがお経を唱える中、火が点された燈籠が

流れていく風景はとても幻想的で綺麗でした。

これで8月上旬から中旬にかけて行われた夏祭り・花火大会を含め

津和野町の大きな夏のイベントは終わり、いよいよ秋の景色に移っていきます。

まだ紅葉には早いですが、地元の方の話では

10月下旬から11月にかけて1番の見頃を迎えるそうです。

太皷谷稲荷からの景色はもちろん、様々な場所から紅葉を楽しむことができます。

またSLに乗りながら沿線各地の紅葉を楽しむ方も見えるそうです。

そして紅葉を迎える頃には、柿などの秋の味覚も楽しめます。

これからは夏とは違った津和野町が楽しめますよ。

「財界」2009.09.08号

創業者にとって幸運に恵まれることもそうだが、
それ以上に、人生で経験した諸々の事象を鋭く洞察する能力と努力が必要である。
そのような人物は、時代をも味方につけるのである……。

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami

心血を注ぎ失敗から逃げずに失敗を超える

コンピュータ関連のソフトウェア開発、技術者派遣を手掛けるシステムセンターは、昭和61年、名古屋で創業し、東京、大阪、さらに上海へと展開、世界を視野に入れ前進している。同社の特徴はフラットな組織力と〝技術者のレベルの高さ〞そして〝信頼〞の二文字が重く深く存在するという事である。これらの特徴を生かし陣頭指揮を執る高松修身社長が、企業経営という表舞台に登場したのは33歳の時だった。

当時から、同社長をよく知る経営者は、次のように評した。「高松修身社長は、創業者になるべくして生まれてきた人物だ。氏の何気ない振る舞いには、人を引きつける魅力と存在感がある。その上、極めて細やかな性格であるということだ。それは、人間性の根底の深さ、哲学的なものからきているのだろう。さらに氏の超人的な行動力を加えて、会社を発展させてきたのだ」

また高松氏は「僕は、ただ自分の感性で〝この人は〞と思えば、とことん〝信頼〞する、お互い信頼しきれたら、人は自ら動いてくれる。誰のまねでもない経営スタイル。企業が成長するためのエンジンは、数字だけではない。組織の方向性を明示すると同時に、相手を信用し、信頼することが大切。それが人とのつながりを強め、組織を動かす活力源ともなる」と〝人間力″ に心血を注いだ起業家ぶりを発揮しているのだ。

その理念こそ、〝コンピュータ経営資源供給企業〞として躍進する大きな牽引力となったのは間違いない。

「財界」2009.08.25号

業績成長の肯綮はハイレベルな技術力とそれを活かす豊かな〝人間力〞にあり

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami

なぜコンピュータのソフトウエア開発とSE技術者派遣を手掛けるIT企業のシステムセンターに、熱い関心が寄せられるのか

システムセンターは、昭和六十一年、名古屋で創業し、東京、大阪、さらに上海へと展開した。同社の特徴はフラットな組織力と、定着率の高い社員たち、そして温かく夢のある人間力にある。

「人」が財産であるこの業界では、技術者の人材育成がもっとも重要なテーマであることは言うまでもないが、それに加え、このシステムセンターの強みは圧倒的な〝技術者のレベルの高さ〞、それを活かすフラットな組織、そして忘れてはならないのが〝豊かな人間力〞である。

若さと高い可能性を持つ技術スタッフの技能を高める研修研鑽のシステムだけでなく、幹部の人材強化も着々と進んでいる。人生の苦労を知り尽くし人情の機微をかみわけた五十代の働きざかりの男にも夢を見させる〝場〞の提供に尽力する。それがすべてのスタッフの能力開発、モチべーションの向上につながる、というのがその理由である。

陣頭指揮でその能力を引き出すのは、高い論理的整合性を持ち、その論理を超えた感性や人間的な優しさをうかがわせて〝人〞の魅力を醸し出す創業社長の髙松修身氏である。ハイレベルの技術者や同社の社員がトップに捧げる高い信頼は、経営者としての冷徹なまでの優秀性と、すべてのスタッフに向けられる人としての温かさからくると、強く実感させられる。

「財界」2009.08.04号

人間力の根源は「信頼」と「礼」にあり

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami

大きな変革期にあって、コンピュータのソフトウエア開発と技術者派遣を手掛けるのが、《新世紀の技術を創生する技術者集団》を標榜するシステムセンターである。昭和六十一年にたった八名でスタートした同社は、瞬く間に東海地区の最有力企業に成長。平成十年、東京進出を果たし、ホテルニューオータニを東京本部として巨大市場の開拓に乗り出した。そして、大阪など各地への進出と共に、今や全国展開を視野に意欲的に取り組むに至っている。

「顧客の環境に合わせてフレキシブルに対応できたことがここまできた大きな要因」と急成長の鍵を分析する髙松修身社長。

「技術者一人ひとりを信頼してこそ、投資の意欲がわいてくる。技術者は技術が出来るだけではダメだ。人として信頼される人間に投資してこそ顧客のためになる」と言う髙松社長の考え。すなわち「信頼」が顧客にも技術者にとっても基本であり、人材投資はすなわち信頼投資に他ならない。同社の社員はこうしたトップの考え、理念をよく理解し、自らの人間育成を柱に考え、その上に新しい技術、知識の習得に絶えまない努力をしている。

また、システムセンターの社員の礼儀正しさは業界でも自明の事実として認識されている。

この事も同社社長の日頃から言う「礼を尽してこそ礼を返してもらえる。そしてその返された礼に報いてこそ本物のまごころが生まれる」の実践と言える。いずれにしても〝今の時代〞の社会をよりよく支えるのは「人」である。人づくりこそ企業の最大の責任であるという「理念」が、システムセンターの急成長の源泉であるといえよう。