投稿者「c15tdrd4」のアーカイブ

「財界」2010.2.9号

人間の価値を決める基準は”誠実さ”

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu Osami

システムセンターの最前線で常に陣頭指揮を執り、

同社を拡大・発展させてきた髙松社長は「人」を大切にし、

「礼」に報いる「心」の経営姿勢を徹底的に貫いてきた。

「人間の価値は、”誠実”さにあると考えます。

卑しくないこと。謙虚であること。真面目であること。

すべて”誠実”さに通じると思います。

例えば、苦情をうけたとき誠実さをもち対応すれば

「縁がむすばれる好機」へと進展します。

必ず、一つの機会として活きてくるのです。」(髙松社長)

その結果、社員一人ひとりがやる気と素直さを持って自らの目標、

ハードルを高く掲げ仕事に注力していける。

社員全員が <自己革新を共通使命とする> ことから、

同社ならではの人づくりが始まる。

その自己革新という共通使命の積極的な推進が重要であるようだ。

自己革新による人材育成と、エキスパートとの相乗効果が、組織を結束させた。

その根底に流れるトップの経営理念が、同社躍進の大きな牽引力である。

「財界」2010.1.26号

人に任すこと。それは〝信頼〞のなせるワザ

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami

会社を前進させるためには、トップが組織に〝信頼〞できるキーマンを創り、
〝任せる〞ことができるかどうかだ。

日々心身ともに消耗し、疲れきってしまうほど、一年三百六十五日、合戦だという経営トップがほとんどだ。
しかし、トップの分身を創り、〝任せる経営〞〝任せる分野〞をうまくコントロールできれば、こんな力強いことはない。
「自分より一つすぐれたものをもつ人にその分野をすべて任せる。任せなければ企業は発展できない。各部門に少なくとも一人、信頼できる〝人〞が陣営を強く固めているのが望ましい。
真に〝信頼〞し〝任せられる〞人がいれば組織は磐石です」「私は私以上にその人を信用しています」(髙松社長)
人の器の大きさ、深さを感じさせる同氏は自然体で日々を送る。
今日も信頼できる仲間と共に、〝嘘をつかず〞〝一歩一歩ていねいに〞を
モットーに真剣に一日一日を生きている――そんな男の背中を社員に見せる経営者だ。

「財界」2010.1.12号

”人”との良き出逢いが”人”を成長させる

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami

システムセンターの髙松社長は人の話をよく聞き素直で謙虚に、

時には刺激的なユーモアをまじえながら語り、時間のたつのを忘れさせる。

1952年4月3日、山口県岩国市でこの世に生をうける。

兄二人と姉の四人兄弟の末っ子。

父はとても厳格できびしく、「男は後ろに引くな」という事を幼い心に叩きつけられた。

高校を卒業後、鳳啓助氏の内弟子に。

NHKの漫才コンクール新人賞を受賞。

きびしい師弟関係の世界に身をおき、「自分にも他人にもけっして嘘はつかない」を信条とする。

「同じ人を喜ばすにしても、その場の一時的なお笑いだけでなく、

もっと日常的な長期的な、たとえば生活とか仕事とか、それらをとりまく環境とか、

もっと深い人間の根本的なものに触れたいと、いろんな人々との出逢いも手伝って志がかたまった」

(髙松社長)

八年間いた漫才界から身をひき、その後、多種多様な職を経験し、

1986年3月名古屋でマンションの一室を借りて、八人でシステムセンターを設立。

三十三才のときだった。

事業を興した際、まず顧客と同僚を喜ばすことを第一義に考えた。

人を魅きつけるコツを知悉している彼は、事業者や経営者、従業員の心をつかむことに砕身した。

個人の魅力を企業としての輝きへと昇華させることに成功したといえる。

結果として興した事業を地域に定着させ、業績を大きく伸ばし、

有能な人材、業務のエキスパートを彼の周りに集めることを実現させたのだ。

さらに、人材のネットワークを組み、事業をシステム化させた。

コンピュータのソフト開発という最先端の業務でありながらも、人材の重要性を知り、

人情の機微を大切にしてきたのは、やはり過去の経験が蓄積されているからだろう。

「財界」2010.1.5号

「人に迷惑をかけない」「約束は守る」

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami

机上ではなく実践主義のイノベーター

国際情勢、社会経済環境が大激変の今の時代。また、日本国内の治安悪化、IT社会が進むにつれて、新たなハイテク犯罪や顧客情報の外部流出など、心の不安を煽る時代でもある。
既存の価値体系が崩れ去り、手本のない時代、正解のない時代といわれている。
そんな、現代においては「強いリーダー」「夢を共感できる」という二つのキーワードが必要のように思われる。
システムセンターの陣頭指揮をとる髙松修身社長は一糸みだれぬ統率力をみせる。
髙松氏と接する人々は、まずその破天荒さに驚き、その気っ風のよさに惚れ込む。そして人柄に魅せられるのだ。
「常に改革者の心でいます。ただし、二つだけ守るべく基本があります。『人に迷惑をかけない』『約束は守る』。ただこの二つだけです」(髙松氏)
同氏は基本をかたくなに守り心の琴線に触れ、有能な人材、義務のエキスパートを彼の周りに集めることを実現させた。
さらに、人材のネットワークを組み、事業をシステム化させたのだ。

「財界」2009.12.8号

人と人との”対話””つながり”こそ財産

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami

すさまじいスピードを生き抜く現在、”合理性とリスク””拡張と消滅”が背中あわせの時代だ。まさに戦国時代と言い切るのがシステムセンターの髙松修身社長である。
同社長は、日々の合戦を優位にすすめるためには、「誇れる人材の層の厚さに加え、ポイントを絞ったきめの細かい指示を社内に瞬時にゆきとどかせることです。」という。
同社は社員に自由闊達に議論をさせている。どんなに技術やシステムがあっても「人との対話」がなければ実りのあるものにはならないと考えているからだ。そんな社内には社員のやる気と気迫が漲っている。
新時代が求める技術開発力を武器にプロフェッショナル集団として、全力をあげて顧客企業をサポートすることが使命である。まさに日々合戦である。「新しい技術やシステムも、人と人との交流、対話があって初めて実りあるものになる。”人と人とのつながり”こそ次の時代を生き抜く財産である」とは、髙松氏の事である。

「財界」2009.11.10号

スピードと信頼が安心感へと繋がる

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami

いつ、何時でも、必ず連絡が瞬時に繋がる。意思決定がとても速い。
これが信用、信頼へと発展していく。そして安心感へと。

ユビキタス時代、電子政府構想が本格的に始動した現在。
システムセンターの創業は1986年。当時はまだ、ITもITビジネスという言葉も一般的ではなかった時代である。そんなときに市場が急成長すると見込んだところに髙松社長の先見性がうかがえる。
創立当初、赤字でも投資を続けたという「勢い」と「粘り強さ」が不思議と共存したのも、後ろ向きになりがちな今日ではとても貴重だといえよう。
髙松氏は「人」を大切にし、「礼」に報いる「心」の経営姿勢を徹底的に貫く。
「礼を尽くす」例が電話である。同社の各担当の人に電話をかけて繋がらなかったことはない。例え社長が参加しての会議中だろうが、社内にいれば電話中、来客中でない限り必ず電話口にすぐ出る。これも氏の「お客様に対する礼」へのこだわりではないだろうか。
「当社は社員一人ひとりがやる気と素直さ、創意工夫を持って自ら仕事に取り組む、という経営を実践しています」(髙松氏)
経営のために人材を集めるのではなく、「一人ひとりのやりたいことを支援する」というスタンスで、常日頃、自らが手本となって社員に「礼」や「心」を伝える姿勢は、若い頃お笑い芸人を目指し、その後はゲーム機販売、社長秘書兼運転手など、波乱の半生を歩んできた髙松氏の哲学の反映かもしれない。

津和野便り ~ 深秋 ~

津和野も秋の深まりを感じさせる風景に変化してきました。

そんな津和野では柚子の収穫季節を迎えました。

きれいな空気と美味しい水をたっぷり吸って、元気な柚子が育ちました。

今年は全体的に豊作で生い茂った濃い緑の葉の間から

きれいな黄色の柚子があちこちに実り、とても華やかです。

柚子は、木にならしたまま霜が降りると実が腐ってしまうので、

穏やかな天候を祈りながら駆け足で収穫します。

柚子風呂、鍋物にゆずぽん、お吸い物の香り付け、

柚子味噌と色々な楽しみ方ができる柑橘です。

その中から地元の方に柚子の蜂蜜漬けを作ってもらいました。

美味しく食べる為には、約1ヵ月ほど寝かせてからと、

アドバイスがあったので、ここは味見をグッと我慢。

今から完成するのが楽しみです。

さて、11月15日に太鼓谷稲成神社で御神幸祭(ごじんこうさい)と呼ばれるお祭りが行われ、

殿町通りにも屋台などが並び大変な賑わいをみせていました。

同日午前に島根県西部(石見地方)に伝統芸能として受け継がれている

石見神楽(いわみかぐら)と呼ばれる舞(まい)を観賞させて頂きました。

華やかな衣装や表情豊かな面を身につけた人々が、太鼓や笛の

お囃子(おはやし)に合わせて悠々と舞う姿は、観る者を魅了し神話の世界に誘いこみます。

ぜひ一度ご覧になって頂きたいと思います。

「財界」2009.10.27号

「約束は絶対守る」成功と失敗を分けるのは紙一重の差しかない

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami

コンピュータ関連のソフトウェア開発、技術者派遣を手がけ、
全国を征野として邁進するシステムセンター。 その生き様を探る

システムセンターの髙松社長に接していて、とても強く感じる事のひとつに、「時間厳守」がある。「約束した事は、何が何でも必ず守る」という、愚直とも言える氏の姿勢のあらわれだろうか。
具体的なエピソードをひとつ挙げると、あるベンチャーの新進企業トップから「髙松社長にぜひお会いしたい。紹介を頼む」と申し込まれ、「それではまずは『財界』のパーティの席ではありますが、そこでお顔合わせを」と話が進んだ。
パーティ当日の二日前から髙松社長は過労と風邪でかなりの高熱を発していた。
高熱で寝込むまでになったにもかかわらず、同社の名古屋本社から、東京のパーティ会場まで約束どおり時間前に、笑顔をくずさずかけつけた。
相手企業のトップにも、また、紹介者にも顔をたてる、いつもの心遣いが光った。
心の琴線に触れることで人をより喜ばせ、より近づけることができる、と永い経験を通じて気づかされてきた髙松社長。
事業を興した際にも、まず顧客と同僚を喜ばすことを第一義と考えた。人を魅きつけるコツを知悉している彼は、事業者や経営者、従業員の心をつかむことに砕身努力した。個人の魅力を企業としての輝きへと昇華させることに成功したといえる。結果として興した事業を地域に定着させ、業績を大きく伸ばし、有能な人材、業務のエキスパートを彼の周りに集めることに成功したのだ。さらに、人材のネットワークを組み、事業をシステム化させた。
コンピュータのソフト開発という最先端の業務でありながらも、人財の重要性を知り、人情の機微を大切にしてきたのは、やはり経営者としての天性の資質を備えた人物だからだろう。

「財界」2009.10.13号

”まごころ””素直さ”をモットーに自分の感性でつらぬいてきた


やるのか、それともやらないのか。「やってみる」というのはなしだ。

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami

コンピュータ関連のソフトウェア開発、技術者派遣を手掛けるシステムセンターは
創業以来、バックギヤーをはずし、破竹の勢いをみせる。

ホテルニューオータ二9階、都心ビル郡を眼下にするシステムセンター東京本部の一室で、高松社長は、飛脚の原動力をこう分析する。
「顧客が求める新時代の技術開発とアウトソーシングに対して、人、技術、信頼の全てを挙げてきめ細かく徹底的にサポートする。社内、外ともに瞬時にコンセンサスを取り、それを可能にした
システムセンターならではの組織作り、これが成功の鍵になった」と。
じつは、最前線で陣頭指揮をとる同社社長は、元漫才師という異色の経歴の持ち主。歯に衣を着せぬ物言い、既存の常識を打ち破るその破天荒な生き方は、保守的な日本の経営者像を一変させた。
「誰のまねでもない。まごころだけをモットーに自分の感性でやってきた」
拡大成長へのアクセルをふみこむのは、何も冷徹な数学のみではない。高松社長のこのリーダーシップこそ、社員のベンチャー精神を引き出し、活力あふれる組織にしたのではないだろうか。
《新世紀の技術を創世する技術者集団》を標榜するシステムセンター。コンピュータ関連のアウトソーシングの中にあっても、いち早く新時代の扉を押し開くエネルギーに満ちあふれる企業である。

津和野便り ~実りの秋~

10月に入って津和野は朝晩めっきり涼しくなり、

いよいよ秋の景色に移っていきます。

津和野では10月下旬頃から紅葉が見られるそうで、

平地より秋の深まるのが早いことを実感しました。

この季節は山の紅葉と同じくして当方柿畑でも橙色に色づきます。

しかし、柿というものは隔年で豊作年があり、

昨年に比べ今年は少なめに感じるのは私だけでしょうか?

とは言いつつも晴天の中、柿の橙色は秋の食欲を感じさせます。

11月には大きなイベントが二つあります。

太鼓谷稲成神社で行われる秋季大祭と鎮魂祭(みたましずめのみまつり)です。

どちらも趣きがあるお祭りなのでこの機会に紅葉と併せて楽しんでみましょう。