「財界」2016.9. 20号
「人に迷惑をかけない」「約束は守る」
システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami
既存の価値体系が崩れ去り手本のない時代、
正解のない時代といわれている現代においては
「強いリーダー」「夢を共感できる」という二つのキーワードが必要のように思われる。
システムセンターの陣頭指揮をとる髙松氏にはピリッと一本張りつめた空気が感じられ、
一糸みだれぬ統率力をみせる。
髙松氏と接する人々はまずその破天荒さに驚き、その気風(きっぷ)のよさに惚れ込む。
それは人生の苦労も人情も機微もかみわけた男が感じさせる〝人間力〞なのかもしれない。
「壁があったら自分からぶつかっていく。
ぶつかって生きていたら自分はまだいけると自信が持てる。
常に改革者の心でありたい。
ただしそこには、『人に迷惑をかけない』『約束は守る』という人間が
生きていくための重要な基本があると思っています」(髙松氏)
コンピュータのソフト開発という最先端の業務でありながらも、
人財・の重要性を知り人情の機微を大切にしてきたのは、
やはり過去の経験が蓄積されて人生の軸を創ったからだろう。
人生の基本軸に徹底的に忠実であるからこそ「前向きに明るく」生きられるのかもしれない。