「財界」2010.1.5号

「人に迷惑をかけない」「約束は守る」

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami

机上ではなく実践主義のイノベーター

国際情勢、社会経済環境が大激変の今の時代。また、日本国内の治安悪化、IT社会が進むにつれて、新たなハイテク犯罪や顧客情報の外部流出など、心の不安を煽る時代でもある。
既存の価値体系が崩れ去り、手本のない時代、正解のない時代といわれている。
そんな、現代においては「強いリーダー」「夢を共感できる」という二つのキーワードが必要のように思われる。
システムセンターの陣頭指揮をとる髙松修身社長は一糸みだれぬ統率力をみせる。
髙松氏と接する人々は、まずその破天荒さに驚き、その気っ風のよさに惚れ込む。そして人柄に魅せられるのだ。
「常に改革者の心でいます。ただし、二つだけ守るべく基本があります。『人に迷惑をかけない』『約束は守る』。ただこの二つだけです」(髙松氏)
同氏は基本をかたくなに守り心の琴線に触れ、有能な人材、義務のエキスパートを彼の周りに集めることを実現させた。
さらに、人材のネットワークを組み、事業をシステム化させたのだ。