「財界」2013.3.12号

3月 12th, 2013

目を見張る“組織力”
“スピード”  “連絡”

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

“信頼できる ”この思いを人は、どういう時に強く感じるのだろうか。

ビジネスマンが人と人との仕事を通して“信頼できる人 ”だ、

“信頼できる会社 ”だと実感し、安心してビジネス交流を続けてゆくのは

“信頼できる”基本に「時間」に正確であることが挙げられる。

対応が素早く、いつでも、どこでも必ず担当者と遅滞なく連絡がとれるということだ。

決して会社のブランドや規模の大小ではない。

この事において、システムセンターを例に挙げるのは、

徹底した時間厳守を基本姿勢としているからだ。

私と同社との、この十数年間において、

一度もアポイントメントや仕事上での進行日程を同社が守れなかったという体験がない。

細かな事柄でも必ず瞬時に返事や回答が返ってくる。

スピードがあり、活気に満ちた対応をしてくれる。

連絡においても、繋がらなかったことはまずない。

具体的には重要な会議中であろうが、社内にいる時は電話中、

来客中でない限り、電話口にでる。

“相手に対する礼”へのこだわりは社員教育で徹底され、全社員の行動に、ゆきわたっている。

「良きリーダーと彼に心酔する同伴者(社員)」がいる強い組織力を感じる会社である。

「財界」2013.2.26号

2月 26th, 2013

人にとっての豊かさの意味と循環型社会

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

人間にとっての豊かさの意味とは何か。

また持続可能な循環型社会をどのように作っていくか。

そんな難しいテーマを前に人々は従来の生き方を

見直す必要性に迫られている現代である。

その現代社会では、機械設備などのモノよりも、

知的財産を生み出すヒトの価値が高まる。

ヒトという、とらえどころのない経営資源をどう活かすかが

これからの経営者の最重要課題である。

企業とは? 会社とは?

原点にかえり改めて考え、見据えなければならないのでは。

人を大切にし、「礼」に報いる「心」の経営姿勢を貫く

システムセンターの髙松修身氏は、

「当社は、社員一人ひとりが、

やる気と素直さを持って

仕事に注力できる会社環境を、

まず整えることからスタートした」と語る。

それは同社の明鏡止水な「焼酎」づくりにもにじみ出ている。

“コンピュータ経営資源供給企業”だけにとどまらない

「心」を供給し発信するのが、同社の神髄であるかのごとく感じる。

「財界」2013.2.12号

2月 12th, 2013

仕事を「持ち込まれる会社」に!!
机上を離れ実践主義をつき進め

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

虎視眈々と未来を見据え、実践主義を進めるシステムセンター。

しかし足元では「確度の高い情報」をキャッチし、

「最高の本物技術」で常にユーザーに仕える。

同社のいう、「最高の本物技術」とは、グループ会社を業務ノウハウ別、

またはシステム環境別に細分化し、経済性や利便性、信頼性、生産性などの向上を追求し、

ユーザーの環境に応じてフレキシブルに対応できるようにするものである。

そういう環境に対応し、ユーザーが外部に求める“資源”を提供し、

システムの高品質化や業務効率の向上、TCOの低減などを実現するサービスだ。

光風霽月にたとえられる同社、髙松氏は

「こちらから営業をかけ、売り込み、仕事を受注するのではなく、

お客様(ユーザー)から信頼され、たよりにされる、

そして仕事を“持ち込まれる会社”にできないものかと、

約28年徹底して、現場主義を貫き通してきました」と語る。

その一つの目標も形になってきたと実感するこのごろ。

しかし、日々気を引き締め、また次の目標へとレベルマッチさせる。

組織力と人間力をもつ同社は、一歩一歩ていねいに一つひとつの目標に近づき、

“前へ前へ”と、つき進む企業である。

「財界」2013.1.29号

1月 29th, 2013

時代はかわっても“努力”と
ひたむきさが人を動かす

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

成熟企業といえども、のんびり構えていたら、突然、

奔流に“のみ込まれる時代がまさに現代である。

「M&A」(合併・買収)という言葉が飛び交う日々。

企業モラルを徹底させ、愚直なまでに“人”を大切にし

“人”を基調とするのがシステムセンターである。

「ものごとを徹底してやるということは、やる事に確信がある証拠。

やることに迷いがないから、やるときは徹底してやる。

壁にぶつかっても、そう簡単にはあきらめない。

逃げ癖をつけてはいけない」(髙松氏)

事業の発想や展開方法、人の登用の仕方にもそのポリシーが反映している。

髙松氏は、懸命に努力する人間を評価し、純粋なひたむきさを好む。

そして人をよく見ている。

人を根底に据えて事業を開発していこうとする姿勢と発想に、その心があらわれている。

いつの時代でも“人”の経営が最後には勝つと信じている経営者である。

「財界」2013.1.15号

1月 15th, 2013

「才能は有限、しかし努力は無限」
自己革新による技術者人材育成

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

「努力の人」「夢は広がる」――この二つの言葉を真剣に実践する経営者、

それがシステムセンターの髙松氏だ。

本社を名古屋市中区栄のど真ん中に配し、

立ち上げ当時の経営のきびしい時代をも戦闘的に乗りこえてきた。

設立以来、効率的な経営を心がけ、売上増とコストダウンの攻めと守りを

同時に行う経営に絶妙の冴えを発揮してきた。

「才能は有限だ。しかし努力は無限だ」という言葉を拳々服膺している。

また、常に高い意識を持ち、社会や社員にできるだけ近づく。

つまり、痛みが判り、思いやりを持ち、勝ち負けよりも、あるいは損得よりも、

社会と人にとって何が良か否かを常に自問する。

「人」を大切にし、「礼」に報いる「心」の経営を徹底的に貫いてきた。

結果、社員の定着率の高い、「フラットでオープン」な組織が創られた。

社員一人ひとりがやる気と素直さを持って自らの目標のハードルを高く揚げ

仕事に注力できる環境を築きあげたのだ。

創意工夫の経営がこれからも続く。

「財界」2013.1.1号

1月 1st, 2013

「人創り」を基本にプラス発想の自然体経営を

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

成熟企業といえども、従来通りに構えていたら、突然、奔流に

“のみ込まれる時代”がまさに現代である。

「M&A」(合併・買収)という言葉が飛びかう日々。

そんな中、“泰然自若”と自然体の経営をおし進めるのが、

本社を名古屋市中区栄のど真ん中に構える、システムセンターである。

髙松氏は同社を設立して27年間、アグレッシブな毎日を積み重ねてきた。

社長室を見れば、そのトップの姿勢が分かるとよく言われるが、

確かに、部屋に飾られた多くの写真からは、人脈の深さと広さ、

人を大切にする同氏の人柄が感じられる。

社長室のコンセプトは“くつろぎ”と“スピード”。

お客様をリラックスさせコミュニケーションを深める空間と、

全国から瞬時に情報が入るITモニター画面が数十台いつも稼動している。

素早くトップから指示が出せる仕組みだ。

同氏はいつも自然体である。

どんな時もどんな人とでも変わらず素直な自然体で接する。

そんな同氏に接して人も自然と素直になっていくのである。

愚直なまでに“人”を大切にし、“人”を基調とする自然体経営は

“押忍”(押し忍ぶ)の精神の発現でもある。

「財界」2012.12.04号

12月 4th, 2012

裸一貫からスタート、大手とまっ向勝負するには
徹底した“教育
しかなかった

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

バーチャル世代、まさに無機質社会のまっただ中。

だからこそ“人”にかえり、“人”の教育と“技術”の向上に注力。

コンピュータのソフトウエア開発とSE技術者派遣を手掛けるシステムセンター。

昭和61年、名古屋で創業し、東京本部であるニューオータニビジネスコートの一角から

関東以北をにらみつつ、大阪、さらに上海へと展開した。

創業社長の髙松氏は語る。

「“人”が財産であるこの業界では、技術者の人材育成が

もっとも重要なテーマであることは言うまでもない」

システムセンターの強みは“人間力”、

そして忘れてならないのが圧倒的な“技術者のレベルの高さ”にあり、

これがコーポレートカラーでもある。

技術力はもちろんのこと、マナーなども含めての総合力で生まれる優位性。

システムセンターの社員の対応のよさ、マナーのよさは広く知られており、

スピードと効率を心得て、間然とするところがない。

スタッフの最新の知識や技術力はいうに及ばず、はきはきとした態度やあいさつの徹底、

きちんとした敬語の使い方など、すぐれた教育がなされていることには定評がある。

その力を引き出すのは、論理を越えた感性や感動をもうかがわせるトップの生き方そのものにある。

「財界」2012.11.13号

11月 13th, 2012

人間の価値を決める基準は“誠実さ”

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

システムセンターの最前線で常に陣頭指揮を執り、同社を発展させてきた髙松氏は

「人」を大切にし、「礼」に報いる「心」の経営姿勢を徹底的に貫いてきた。

「人間の価値は、“誠実”さにあると考えます。

卑しくないこと。謙虚であること。

真面目であること。すべて“誠実”さに通じると思います。

例えば、苦情をうけたとき誠実さをもち対応すれば『縁がむすばれる好機』へと進展します。

必ず、一つの機会として活きてくるのです」(髙松氏)

その結果、社員一人ひとりがやる気と素直さを持って自らの目標、

ハードルを高く掲げ仕事に注力していける。

社員に誠実、誠意を尽くせと求めるのは、それが社員個々の自己革新に直結するからである。

さらにその自己革新が集積すれば、その力は大河となって会社を揺り動かす。

自己革新による人材育成と、エキスパートとの相乗効果が、組織を結束させる。

その根底に流れるトップの経営理念こそ、同社躍進の大きな牽引力である。

「財界」2012.10.30号

10月 30th, 2012

人に任せる。それは“信頼”のなせるワザ

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

日々心身ともに消耗し、疲れきってしまうほど、

1年365日が合戦だという経営トップがほとんどだ。

しかし、トップの分身を創り、任せる経営〝任せる分野

うまくコントロールできれば、こんな力強いことはない。

会社を大きく前進させられるかどうかは、トップが組織に信頼できるキーマンを創り、

任せることができるかどうかにかかっている。

「自分より一つすぐれたものをもつ人にその分野をすべて任せる。

任せなければ企業は発展できない。

各部門に少なくとも一人、信頼できる

陣営を強く固めているのが望ましい。

真に信頼任せられる人がいれば組織は磐石です」

「私は私同様にその人を信用しています」(髙松氏)

人の器の大きさ、深さを感じさせる同氏は自然体で日々を送る。

今日も信頼できる仲間と共に、嘘をつかず一歩一歩ていねいにをモットーに

真剣に一日一日を生きている――そんな男の背中を社員に見せる髙松氏だ。

「財界」2012.10.16号

10月 16th, 2012

〝人〞との良き出逢いが〝人〞を成長させる

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

システムセンターの髙松氏は人の話を熱心によく聞く。

その姿は謙虚で、時には刺激的なユーモアをまじえながら応答し、

時間のたつのを忘れさせる。

1952年、山口県岩国市でこの世に生をうける。

兄2人と姉の4人兄弟の末っ子。

父はとても厳格できびしく、「男は後ろに引くな」と、幼い心に叩きつけられた。

高校を卒業後、鳳啓助氏の内弟子に。

NHKの漫才コンクール新人賞を受賞。

きびしい師弟関係の世界に身をおき、

「自分にも他人にもけっして嘘はつかない」を信条とする。

「同じ人を喜ばすにしても、その場の一時的なお笑いだけでなく、

もっと日常的な長期的な、たとえば生活とか仕事とか、

それらをとりまく環境とか、もっと深い人間の根本的なものに触れたいと、

いろんな人々との出逢いも手伝って志がかたまった」(髙松氏)

8年間いた漫才界から身をひき、その後、多種多様な職を経験し、

1986年3月名古屋でマンションの一室を借りて、8人でシステムセンターを設立。

33歳のときだった。

先頭をきって突走る髙松氏の背中に、人は何かを感じながらその背中を追っかける。

いつしか盤石な上昇志向集団が生まれた。

さらに、人材のネットワーク化と、事業のシステム化へと進展していった。

コンピュータのソフト開発という最先端の業務でありながらも、

人材の重要性を知り、人情の機微を大切にしてきたのは、

やはり一個の人間として、それまでの経験が蓄積されているからだろう。