「財界」2018.2. 27号

人生は決断と覚悟の連続

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

大企業と中小企業の格差は広がり、

企業間の優劣が覆い隠せないほど歴然と表れる時代となった。

新しい時代を迎え各個人がしっかりと身を守り鍛え

「一人ひとりに何ができるのか」というテーマに対峙している。

企業経営を通して自分は社会にどんな貢献ができるか。

常に自問を続けるシステムセンターの髙松氏は、

「決断と覚悟」の連続の中で生きてきた。

理想を求めて身を張って生きる。

常に緊張感を持ち続ける人生である。

同氏は経営について大学や専門学校に入り師について学んだというのではない。

学友や仲間と意見や考えを出し合って相互啓発をしてきたというのでもない。

すべて独学だ。

「わたしには完成形はないのです。だから自分で考え続けなければならないところで生きてきた。

信条は〝すぐやる、必ずやる、出来るまでやる〞です」(髙松氏)

その生き様には今がある。

ムーブメントにはスタイルがある。

けっして〝ぬるい〞生き方からは発生しない圧倒的なエネルギーは、

内からのフィロソフィーの噴出である。

しかし、そこには必ず〝想いやり〞が同席しているのである。

「財界」2018.2. 13号

「人間味」と「技術力」の融合が生むものは?

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

2018年は世界的にもお金や技術、力というこれまでの価値観を転換し

〝人間の叡智〞を回復することが決め手となっていくであろう。

この点では経済の豊かさだけでは本当に幸せにはなれないことを

深く体験した日本だからこそ開ける道がある。

現実を生み出す基にある「心や志」の働きの重要さを

再確認することが本当の出発点であるように想える。

「そういう時代に人を引きつけるのは、

琴線に触れホロッとさせる人情の厚さ、

そしてその〝生き様〞にある。

何よりも誰に対しても自分が正しいと思った時は

絶対に〝バック〞しない」。

これはシステムセンター、髙松氏の確乎不抜(かっこふばつ)の生き様である。

つけ加えれば「人間味」と「技術力」をさらに成長させ各コンピュータ技術と設計技術が、

有機的に結合される複合技術(マルチエンジニアリング)を確立させることが根底にあり、

「人間味」と「技術力」の融合の追求が顧客の「信頼」を生むのである。