「財界」2015.4.21号

「才能は有限、しかし努力は無限」
夢をもち創意工夫を続ける

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

「努力の人」「夢は広がる」――

この二つの言葉を真剣に実践する経営者、それがシステムセンターの髙松氏だ。

本社を名古屋市中区栄のど真ん中に配し、立ち上げ当時の経営のきびしい時代をも

戦闘的に乗りこえてきた。

設立以来、効率的な経営を心がけ、売上増とコストダウンの攻めと守りを

同時に行う経営に絶妙の冴えを発揮してきた。

「才能は有限だ。しかし努力は無限だ」という言葉を自ら拳々服膺している。

また、常に高い意識を持ち社会や社員にできるだけ近づく。

つまり痛みが判り、思いやりを持ち、勝ち負けよりも、あるいは損得よりも、

社会と人にとって何が是か非かを常に自問する。

「人」を大切にし「礼」に報いる「心」の経営を徹底的に貫いてきた。

結果、社員の定着率の高い「フラットでオープン」な組織が創られた。

社員一人ひとりがやる気と素直さを持って自らの目標のハードルを高く揚げ、

仕事に注力できる環境を築きあげたのだ。

創意工夫の経営がこれからも続く。

 

150421

「財界」2015.4.7号

「人創り」を基本にした
プラス発想の自然体経営

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

成熟企業といえども従来通りに構えていたら突然、

奔流にのみ込まれる時代がまさに現代である。

「M&A」(合併・買収)という言葉が飛びかう日々。

そんな中〝泰たい然ぜん自じ若じゃく〞と自然体の経営をおし進めるのが、

本社を名古屋市中区栄のど真ん中に構えるシステムセンターである。

髙松氏は同社を設立して二十九年間、アグレッシブな毎日を積み重ねてきた。

社長室を見ればそのトップの姿勢が分かるとよく言われるが、

確かに部屋に飾られた多くの写真からは人脈の深さと広さ、

人を大切にする同氏の人柄が感じられる。

社長室のコンセプトは〝くつろぎ〞と〝スピード〞。

お客様をリラックスさせコミュニケーションを深める空間と、

全国の拠点から瞬時に情報が入るITモニター画面が数十台いつも稼動している。

素早くトップから指示が出せる仕組みだ。

同氏はいつも自然体である。

どんな時もどんな人とでも変わらず素直な自然体で接する。

そんな同氏に接 して人も自然と素直になっていくのである。

愚直なまでに〝人〞を大切にし〝人〞を基底に置く自然体経営は

〝押忍〞(押し忍ぶ)の精神の発現でもある。

150407