「財界」2017.3. 21号

〝誠実さ〞その集積は、会社を動かす原動力

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

システムセンターの最前線で常に陣頭指揮を執り、

同社を発展させてきた髙松氏は「人」を大切にし、

「礼」に報いる「心」の経営を徹底的に貫いてきた。

「人間の基本軸は〝誠実〞さにあると考えます。

素直であること。謙虚であること。真面目であること。

すべて〝誠実〞さに通じると思います。

どんな場合でも常に〝誠実〞さをもち対応すれば

『縁がむすばれる好機』へと進展します。必ず一つの機会として活きてくるのです」(髙松氏)

その一つ一つの〝誠実〞さが社員一人ひとりに浸透し、

その集積が大きな力、大河となって会社を動かす原動力となる。

自己革新による人材育成と、エキスパートとの相乗効果が組織を結束させる。

誠実さを尊ぶトップの経営理念こそ、同社躍進の大きなバネとなっている。

160621

「財界」2017.3. 7号

〝人に任せる〞それは〝強い信頼〞の証し

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

日々心身ともに消耗し疲れきってしまうほど、

1年365日が合戦だという経営トップがほとんどだ。

しかし、それでは身も心ももたない。

自社の浮沈にかかわる経営戦略を練る余裕もないだろう。

だからこそ、トップの分身を創り〝任せる経営〞〝任せる分野〞を

うまく進展できれば、こんな力強いことはない。

会社を大きく前進させられるかどうかは、トップが組織に〝信頼〞できるキーマンを創り

〝任せる〞ことができるかどうかにかかっている。

「自分より一つすぐれたものをもつ人にその分野をすべて任せる。

任せなければ企業は発展できない。

各部門に少なくとも一人、信頼できる〝人〞が陣営を強く固めているのが望ましい。

真に〝信頼〞し〝任せられる〞人がいれば組織は磐石です」(髙松氏)

人の器の大きさ、深さを感じさせる同氏は自然体で日々を送る。

今日も信頼できる仲間と共に〝嘘をつかず〞〝一歩一歩ていねいに〞を

モットーに真剣に一日一日を生きている。

0607