「財界」2011.03.22号

絶対に〝諦めない〞

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

何でもありの時代になった。言いかえれば〝緊張感〞のある時代である。

外資系の投資家集団が経営権をつかもうという動きがますます活発になってきた。

これらの動きをやりやすくしているのが、ディスクロージャー、

つまり財務諸表の公開・透明度のアップである。

企業間競争の土俵は世界へと広がり、企業価値が外部から見ても

判断しやすくなることで、日本企業も狙われやすくなった。

企業も人も内部からも外部からに対してもまさに〝生き残り〞の時代である。

「常に自問と諦めない精神」をモットーにしているのがシステムセンターである。

守りと攻めを巧みに織り込んだ企業の成長戦略を強烈に描き、

リーダーシップをみせる同社のトップは語る。

「企業も人も、どんなピンチの時でも必ず糸口が見つかるもの。

それには絶対に諦めないこと。

サッカーもそうで、点を取られ負けているチームでも最後の最後まで諦めなければ、逆転できる。

その逆に油断や諦めの気が入れば、勝てる試合も逆転され負けてしまう」

成長戦略の具体的なイメージと、このやり方でいいのか?

と常に自問し改善していく素直な心が勝ち残りの必須条件であると気を込める。

名古屋中心地にある”システムセンターのもてなしと、いやしの空間”。

和食と”髙月”でもてなしてくれる。

「財界」2011.03.08号

「道は近きにあり」自助努力で根を生やす

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

いま、グローバリゼーションの中で『資本の倫理』に立った動きがあちこちで出始めている。

「日本経済には、事業再編成の波が大きく押し寄せようとしているが、時代の流れに一喜一憂せず、

翻弄されず、自助努力の効く会社にならないといけない。」(髙松修身氏)

外柔内剛であり、根のしっかりと強く太く生えている会社を目指して二十五年。

システムセンターは高い技術力、スキルアップに注力してきた。

また、同社の髙松修身氏は「みち」という言葉を好み、よく使う。

主に「道」と「途」の漢字を使い分ける。

「道」は”みち” とも”どう”とも読める。

意味も、道すじ、道程、理(ことわり)、世間のならい、など……。

「道は近きにあり」――学問の道は自分の身に基づくものであるから、

手近なところにあり、遠い外に求める必要はない、とは孟子の言葉。

「みち」という深い意味を根底におき、「高い技術」と「志」の

マッチングがシステムセンターの神髄でもある。

「道無き道」をゆく同社は、オールドベンチャーの雄としても、

また新たなみちを切り開いていこうとしている。

本格焼酎『髙月』のギフトセット