「財界」2010.11.16号

必ず”夢はかなう”を合言葉に!
愚直とも見える正攻法で一歩ずつ前進

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

「我が社でなければできないこと、我が社だからできること」をとことん追求し、

「夢をかなえる楽しさ」「楽しさを見出せる会社」に、

愚直とも見える正攻法で一歩ずつ前進するのがシステムセンターだ。

同社の特徴は、ただ優れた技能を持つ集団というのではなく、

毎日を豊かにする存在として、「夢」を原動力にして、

文字通り一歩ずつゆっくりと成長し、前進していく姿勢を持つこと。

夢を少しずつ現実のものにしていき、どこにも負けない。

”結束力”と”厳しさ”と”楽しさ”を持ち合わせた組織である。

もう一つ、同社の髙松修身氏が力説するのは、

「人をすでに出来上がった”機能”として評価してそれを使いこなす感覚でなく、

それぞれの中に潜在的にある力が引き出せるように関わる、

という姿勢への転換にある」という。

肝心の”人”創りを徹底しないで、目先の利益に振り回されるような経営では、

すぐにメッキがはがれる、ということだ。

私利私欲を超えた”志”と、相手を”信じ続けること”の大切さが

人を開花させ、盤石な組織を創り上げる土台となっているのだ。

あっさりと飲みやすい新ブランド、芋焼酎の「髙月」(たかつき)と

ブリザーブドフラワーが入った焼酎カップ。

「一般酒類販売免許」を取得したシステムセンターは

5万7000種類の酒類をシステム化されたネットワークで展開。

「財界」2010.11.2号

三つの”人”の信頼が生む”顧客から声のかかる”会社

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

「攻めの経営」、「持たざる経営」、「心の経営」と

表現されるシステムセンターは、一九八六年、当時はまだ

“ユビキタス”や”IT長者”という言葉もない時代に創立。

八名での名古屋の小さなマンション一室からのスタートだった。

人心を掌握し、人をまとめる力には自信があるものの、

SE派遣業の新会社には大きく三つの”人”の信頼を

強固なものにしていかねばならなかった。

ひとつは、言うまでもなく我が城であるシステムセンター八名の結束。

ふたつめは、高いスキルとすぐれたSE技術者、そして三つ目は、顧客であった。

「”仕事人間”を自称し、優秀なSEの人材集めと、

顧客との人間関係、信頼関係を創るべく走り回った。

何回も邪心を払い除け、答えをみつけるまで走り続けた。

答えが見つかるのが先か、道半ばたに倒れるのが先か-」(髙松氏)

文字通り自殺行為に近い労働時間、夜は夜で接待と……

八名の社員の結束も盤石になり、暗闇を打ち消し、もう迷いはなかった。

答えの方が先にやってきた。

名も実績もない会社の一人ひとりの捨て身の営業と情報収集が、

顧客の琴線にとどき、仕事の発注が決まりだした。

苦難の末に光明を見出し、”契約が持続”する仕事、

さらに”顧客から声がかかる”会社へと焦点を定めることとなる。

まさに、”心の経営”と言われる由縁である

あっさりと飲みやすい新ブランド、芋焼酎の「髙月」(たかつき)と

ブリザーブドフラワーが入った焼酎カップ。

「一般酒類販売免許」を取得したシステムセンターは

5万7000種類の酒類をシステム化されたネットワークで展開。