「財界」2012.12.04号
裸一貫からスタート、大手とまっ向勝負するには
徹底した“教育”しかなかった
システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami
バーチャル世代、まさに無機質社会のまっただ中。
だからこそ“人”にかえり、“人”の教育と“技術”の向上に注力。
コンピュータのソフトウエア開発とSE技術者派遣を手掛けるシステムセンター。
昭和61年、名古屋で創業し、東京本部であるニューオータニビジネスコートの一角から
関東以北をにらみつつ、大阪、さらに上海へと展開した。
創業社長の髙松氏は語る。
「“人”が財産であるこの業界では、技術者の人材育成が
もっとも重要なテーマであることは言うまでもない」
システムセンターの強みは“人間力”、
そして忘れてならないのが圧倒的な“技術者のレベルの高さ”にあり、
これがコーポレートカラーでもある。
技術力はもちろんのこと、マナーなども含めての総合力で生まれる優位性。
システムセンターの社員の対応のよさ、マナーのよさは広く知られており、
スピードと効率を心得て、間然とするところがない。
スタッフの最新の知識や技術力はいうに及ばず、はきはきとした態度やあいさつの徹底、
きちんとした敬語の使い方など、すぐれた教育がなされていることには定評がある。
その力を引き出すのは、論理を越えた感性や感動をもうかがわせるトップの生き方そのものにある。