「財界」2016.5.24号

厳しい環境でこそ人は育つ

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

企業間競争の土俵は世界へと広がり、

企業は優勝劣敗の法則の下で「生き残り」をかけて闘う時代に身を置いている。

ライバル企業が、虎視眈々とテリトリーを奪おうと狙っている。

企業は自己を防衛するだけでなく競争に勝ち抜いていかねばならない。

まさに何でもありの土俵で「緊張感」ある経営を迫られている。

こんな時代の中、守りと攻めを巧みに織り交ぜた成長戦略を定め

個性的リーダーシップを発揮して企業経営に当たっているのがシステムセンターの髙松氏である。

そのモットーは「厳しい環境でしか人は育たない」である。

「企業であれ人であれどんなピンチの時でも必ずそれを乗り越える糸口は見つかるもの。

それには絶対に諦めない事。いくら点を取られ負けているチームでも

最後の最後まで諦めなければ逆転できる。

その逆に油断や安心、諦めの気持ちが入ればいくら勝っていても逆転され負けてしまう」(同氏)

自分自身、限界を体験し絶対に〝諦めない〞強い信念と

「チャレンジ」精神を常に持ち続ける企業や人だけが生き残れる時代である。

160524

「財界」2016.5. 10号

どれだけ人に
「恩返しをしたい」と想えるか

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

何事にも優先順位をつけ合理的に算段する現代社会では、

人と会い費やす時間も自ずと限られてくる。

しかしいかに多忙でもこの人とは会いたい、

時間をなんとか作って話したいと思わせる経営者がいる。

こちらの心を見透かされているとわかっていながらも心洗われる気持ちにする男、

それがシステムセンターの髙松氏である。

同氏は苦労人である。夢を大きく持ち続けている。明るくめげない。

時間に厳しい。スパッとした気風と決断力をかねそなえている。

「頭でなく〝心で〞」とよく言う。髙松氏の〝心で〞という言葉には

汲めども尽きない泉のような深い含蓄がある。

「義務や理屈でもなく〝心で〞感じその人のために今何ができるのか常に自問する。

人を利用しない。どれだけ人に恩返しをしたいと、想えるか」(髙松氏)

真っ向から相手のためにもてなしの精神で体当たりする髙松氏。

何か人と違ったマネのできない破天荒ぶりも人を魅了し胸襟を自然に開かせる。

野性味にあふれ直感の鋭さを身上とする同氏のDNAは、

システムセンターの社員一人ひとりにも浸透している。

160510