「財界」2019.8. 27号
〝情〞と〝技術力〞
システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami
今の時代はまさに合理化とスピード時代。
しかし社会が成熟すればするほど、
人と人との「情」の結びつきが希薄になる傾向にもある。
「勝ち残る会社とは――第一に〝情〞の結びつきが強いこと。
第二に他社を上回って〝技術力〞が高いことです」(髙松氏)
社員との関係づくりにおいて距離を置くのではなく、社員に体を向けること。
一視同仁(いっしどうじん)、明るく、嘘がないこと。
合理的なスキルアップシステムを徹底すること。
公平にして無私――それが勝ち残る会社のトップには必須であり、
人と人の〝情〞の結びつきを強力なものにする基本であるとのことだ。
「あと、しいて言えば中途半端な考えはせず、部下にやりたいことを大いにやらせる。
出す物は思いきって出す(笑)。
それと基本的に人が好きで信頼することです」と、
ユーモアのなかにも刺激的な言葉で人を引きつける同氏からは、
なぜか接していると人情の深さを垣間見ることができる。
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「財界」2019.8. 6号
〝とことん尽くしまくれ〞
〝本音で〞ものごとにあたれ
システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami
尽くすこともなく与えられることばかりを求めている風潮。
または与えられることを目的に尽くす風潮。
そんな時代に反して常に自然体の髙松氏は
「各人が自分の本音で仕事をし、精一杯本心でものごとにあたれ」と気を吐く。
同氏は、1986年3月、名古屋でマンションの一室を借りて八人でシステムセンターを設立。
勤倹力行、33歳のときだった。
結果として興した事業を地域に定着させ業績を大きく伸ばし有能な人材、
業務のエキスパートを彼の周りに集めることを実現させた。
さらに人材のネットワークを組み事業をシステム化させたのだ。
コンピュータのソフト開発という最先端の業務でありながらも、
人材の重要性を知り人情の機微を大切にし、
「礼」に報いる「心」の経営スタイルが誕生したのである。
『〝とことん尽くしまくれ〞〝本音で〞ものごとにあたれ』(髙松氏)
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