「財界」2013.2.26号

人にとっての豊かさの意味と循環型社会

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

人間にとっての豊かさの意味とは何か。

また持続可能な循環型社会をどのように作っていくか。

そんな難しいテーマを前に人々は従来の生き方を

見直す必要性に迫られている現代である。

その現代社会では、機械設備などのモノよりも、

知的財産を生み出すヒトの価値が高まる。

ヒトという、とらえどころのない経営資源をどう活かすかが

これからの経営者の最重要課題である。

企業とは? 会社とは?

原点にかえり改めて考え、見据えなければならないのでは。

人を大切にし、「礼」に報いる「心」の経営姿勢を貫く

システムセンターの髙松修身氏は、

「当社は、社員一人ひとりが、

やる気と素直さを持って

仕事に注力できる会社環境を、

まず整えることからスタートした」と語る。

それは同社の明鏡止水な「焼酎」づくりにもにじみ出ている。

“コンピュータ経営資源供給企業”だけにとどまらない

「心」を供給し発信するのが、同社の神髄であるかのごとく感じる。

「財界」2013.2.12号

仕事を「持ち込まれる会社」に!!
机上を離れ実践主義をつき進め

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

虎視眈々と未来を見据え、実践主義を進めるシステムセンター。

しかし足元では「確度の高い情報」をキャッチし、

「最高の本物技術」で常にユーザーに仕える。

同社のいう、「最高の本物技術」とは、グループ会社を業務ノウハウ別、

またはシステム環境別に細分化し、経済性や利便性、信頼性、生産性などの向上を追求し、

ユーザーの環境に応じてフレキシブルに対応できるようにするものである。

そういう環境に対応し、ユーザーが外部に求める“資源”を提供し、

システムの高品質化や業務効率の向上、TCOの低減などを実現するサービスだ。

光風霽月にたとえられる同社、髙松氏は

「こちらから営業をかけ、売り込み、仕事を受注するのではなく、

お客様(ユーザー)から信頼され、たよりにされる、

そして仕事を“持ち込まれる会社”にできないものかと、

約28年徹底して、現場主義を貫き通してきました」と語る。

その一つの目標も形になってきたと実感するこのごろ。

しかし、日々気を引き締め、また次の目標へとレベルマッチさせる。

組織力と人間力をもつ同社は、一歩一歩ていねいに一つひとつの目標に近づき、

“前へ前へ”と、つき進む企業である。