津和野便り ~只今、梅の収穫真っ最中!!~

各地で梅雨入りが気象台より発表される中、
島根県津和野町の梅は収穫の真っ最中となっております。
我数百本の梅畑でも例外なく梅が鈴なりになり、
その梅たちは今かいまかと収穫の順番待っているように見えます。

そんな中、次なる果物であるプラムが日々大きくなっております。
このプラムは、今月末には収穫の最盛期になりますが、
ここ最近続く雨がどう都合よく収穫させていただけるのかお天道様次第となります。

とは言うものの果物の生長は待ってくれません。
他の果樹園では桃が袋カケの時期になっており、
シンクイムシの予防に一つひとつ桃の実に袋を掛けております。
そんな風景を写真から見ていただければ幸いです。

皆さんの中にも農業(果樹園)で土や自然に接しながら
体験したい方がいるのではないでしょうか?
                       現地スタッフより
  

「財界」2009.06.23号

-不況を乗り切る-
人材を育成する農業とITの融合さらに漁業が加わる

システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami

IT化が進む現代社会において、IT技術が不可欠である一方で、その偏りが様々な弊害を生んでおり、SEなどの情報産業だけでなく金融機関にも職場のストレスによる「企業内うつ」が増えている。
そんな中、農地や海の利用が見直され、再びその価値にビジネスチャンスを見出す動きが広がっている。背景には人口増加や土地不足に伴う食料危機の到来の懸念が挙げられる。
また社会全体を見渡すと、若年層の職業訓練の必要性が叫ばれるようになった。
このような地球環境情勢、社会情勢を鑑み、システムセンターはIT技術と農業の融合プロジェクト「IT&果樹園」(島根県津和野 坪数1万2000坪)を進めることになった。
さらに同社は漁業(山口県岩国市)も加えて、広く自然労働に従事したい県しながら、IT技術習得を図ってゆくことで、人間味溢れ、たくましい人間に成長することをねらった新プロジェクトも展開することになった。

システムセンターでは、そのような観点からITと農業の融合を重視し、社会で本当に必要とされる人材育成に取り組んでいく。
「急速に進むグローバル化やネット化によって、今後、社員の心のケア対策を導入する企業とそうでない企業の差は歴然とするはず。若者に勇気と希望を与え、多くの人に農業や漁業に関わる安心感を生みだし、地球環境向上に貢献したい」