「財界」2017.7. 18号
旧来の常識を打ち破れ
絶えず追求・発掘・創造あるのみ
システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami
社会の動きや産業界の流れを見ていると、
その変化、スピードはまるで何かにせきたてられているかのように加速度的に速まっている。
保守的、前例踏襲的経営では、もはや立ちゆかないのだ。
言いかえれば、いままでの価値観や発想を一度すべて打ちこわして、
別の角度や視点から観てかかることが、経営においても社員教育においても必要である。
それを成しうるのが〝奇業家〞であり、まさに今こそ奇業家が活躍する時代なのである。
「経営とは究極的に自己追求と結びつき、
経営のなかで絶えず自分を追求し発掘し創造していくもの」(髙松氏)
今の時代を泳ぐ奇業家である髙松氏は、その奇の部分が天性のものか、
または培われたものかは分からないが、新しい時代の新しいタイプの経営者であることは間違いない。
人それぞれ一つは必ず持っている美点、優れた能力を引き出す才能に関しては抜群の本能を発揮し、
一人ひとりと裸で真っ向から向きあい、その人たちの力となり、
お互いが向上しながら人間ならではの強固なつながりを生み出す。
そういう素直な関係づくり仲間づくりを通して、積み残しのない生き方を日々、
虚心坦懐に自分に課している経営者である。
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「財界」2017.7. 4号
目を見張る〝組織力〞
〝スピード〞〝連絡〞
システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami
〝信頼できる〞―――この思いを人は、どういう時に強く感じるのだろうか。
ビジネスマンが人と人との仕事を通して〝信頼できる人〞だ〝信頼できる会社〞だと実感し、
安心してビジネス交流を続けてゆける第一条件とは何だろうか。
やはり〝信頼できる〞基本は「時間」に正確であることだろう。
対応が素早く、いつでもどこでも必ず担当者と遅滞なく連絡がとれるということだ。
決して会社のブランドや規模の大小ではない。
この事においてシステムセンターを例に挙げるのは、
徹底した時間厳守を基本姿勢としているからだ。
筆者と同社との、この22年間において一度もアポイントメントや仕事上での進行日程を、
同社が守れなかったという体験がない。
細かな事柄でも必ず瞬時に返事や回答が返ってくる。
スピードがあり活気に満ちた対応をしてくれる。
連絡においても繋がらなかったことはない。
具体的には、重要な会議中であろうが社内にいる時は電話中、
来客中でない限り電話口にでる。
〝相手に対する礼〞へのこだわりは社員教育で徹底され、
全社員の行動にゆきわたっている。
「良きリーダーと彼に心酔する同伴者(社員)」がいる、
目を見張る強い組織力を感じる会社である。
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