「財界」2014.12.2号

時代はかわっても
〝努力〞と〝ひたむきさ〞が人を動かす

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

成熟企業といえども、のんびり構えていたら突然、

情け容赦のない奔流に〝のみ込まれる時代〞がまさに現代である。

「M&A」(合併・買収)という言葉が飛び交う日々。

スマホ人気で急上昇する企業も多々あるが、それが本当に長続きするかは

経営者の資質と事業のまじめさにかかわること。

だからこそ企業モラルを徹底させ、愚直なまでに

〝人〞を大切にし〝人〞を基調とするのがシステムセンターである。

第二幕に突入したIT革命時代だからこそ、そんな企業と経営者が気にかかる昨今である。

〝ものごとは徹底してやれ〞

「ものごとを徹底してやるということは、やる事に確信がある証拠。

やることに迷いがなく、やるときは徹底してやる」(高松氏)

事業の発想や展開方法、人の登用の仕方にもそのポリシーが反映していて、

人を大切にすることを社是として、これを徹底する点でも迷いは一切ない。

同氏は停滞を嫌い、努力しない事を嫌う。

それとは対称的に素直で純粋なひたむきさを好む。

そして人をよく見ている。

人を根底において事業を開発していこうとする姿勢と発想に、その心があらわれている。

いつの時代でも〝人〞の経営が最後には勝つと信じている同社である。