「財界」2016.4.5号
花をささえる幹、幹をささえる根、
地道な根は見えない
システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami
日本人の現代社会のキーワードのひとつに〝自己責任〞という言葉がある。
企業も個人も自分の身は自分で守る時代を迎えたということでもある。
そんな時代の中、克己復礼を旨としている髙松氏のリスクヘッジは目を見張るものがある。
十分に時間をかけた上で思い切って実行するその行動力には
〝スピード〞と〝異大な発想〞それに強い信念が伴う。
その言動、スピードには幹部たちも時に煙に巻かれてしまう。
同氏は常に社内、社外、同業他社、モノのトレンドに敏感でその洞察力を強力な武器としている。
一見すると無手勝流のようにも見えるがよく見れば人をささえる
「人間味」と「技術力」を根底として成長させ、
各コンピュータ技術と設計技術が有機的に統合される
複合技術(マルチエンジニアリング)を開発し確立した。
それはまさに周到な発想による経営戦略と
〝地道な根〞に徹した理念に基づく進展である。
地道に人をささえるシステムセンターの「人間味と技術力」の融合が、
顧客からの「信頼の根」を産み出している。