「財界」2016.12. 6号

技術の前に人があり、人の成長が
あってこそ技術力の成長がある

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

人材育成のためには「あらゆる投資をおしまない」。

これがコンピュータシステム関連アウトソーシングを手掛ける

システムセンターの人材戦略の根源だ。

顧客に信頼される人材の育成こそ企業競争力の源泉。

同社であれば優秀な技術者育成に力を注ぐことこそ成長の要諦となる。

1986年名古屋で創業し東海地区から東京、大阪、中国・上海にも進出し

今や世界をにらむ眼をもつ。

だが創業はたった8名からのスタートだった。

その陣頭指揮をとりつづけているのが髙松氏である。

「新時代はソリューションがテーマだ。今までの技術やノウハウだけでなく、

たゆまざる問題発見と解決策が提案できてこそ時代が求める技術者だ」(髙松氏)

そのためには特にIT技術を含め新時代の技術習得と技術者能力の開発が大切であり、

プロ技術者集団の育成にあらゆる投資を集中し顧客の期待に応えてこそ企業競争力は高まる。

技術の前に人があり、人の成長があってこそ技術力の成長がある。

それこそシステムセンターが成長してきた秘訣であり、守るべき理念だと言えるだろう。
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