「財界」2020.1. 15号

「人間味」と「技術力」の融合が生むものは?

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

2020年は世界的にもお金や技術、

力というこれまでの価値観を転換し

〝人間の叡智〞を回復することが決め手となっていくであろう。

この点では経済の豊かさだけでは本当に幸せにはなれないことを

深く体験した日本だからこそ開ける道がある。

現実を生み出す基にある「心や志」の働きの重要さを再確認することが

本当の出発点であるように想える。

「そういう時代に人を引きつけるのは、琴線に触れホロッとさせる人情の厚さ、

そしてその〝生き様〞にある。

何よりも誰に対しても自分が正しいと思った時は絶対に〝バック〞しない」。

これはシステムセンター、髙松氏の確乎不抜(かっこふばつ)の生き様である。

つけ加えれば「人間味」と「技術力」をさらに成長させ各コンピュータ技術と設計技術が、

有機的に結合される複合技術(マルチエンジニアリング)。

その確立を根底とした、「人間味」と「技術力」の融合の追求が顧客の「信頼」を生むのである。