「財界」2020.6. 24号

モノを失えば小さく失う。信頼を失えば大きく失う。
夢を失えばすべてを失う。

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

 素早く深く、常に社内、社外、同業他社、モノのトレンドには敏感でその洞察力を強力な武器

とするシステムセンター。

 緻密な情報収集力をもつアンテナがいくつも張りめぐらされている。鳥の眼では俯瞰から大きく

急所をとらえ、虫の眼で人の心の機微までをも逃さず、魚の眼で潮の流れ、すなわち中期ビジョン

を察知する。そのバランスが自然とリスクヘッジにもつながるのだ。

 「あきらめたらすべては終わり。自分であきらめた瞬間からどんな小さな夢もかなわないものに

なる。成功者とそうでない人の違いは、あきらめなかったか、あきらめたかの違いだけ。最後に

成功するのは成功するまで挑戦し続ける人である。失敗したらもう一回やる。また失敗したらもう

一回やる。それでも失敗したら、またもう一回やる。成功するまで何度でもやるだけの話です。」

(髙松氏)

 それが34年間守りと攻めをくり返したシステムセンターの基盤を作っている。