「財界」2020. 11. 18号

〝努力〞と〝ひたむきさ〞

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

成熟企業といえども、のんびり構えていたら突然、情け容赦のない奔流に〝のみ込まれる時代〞が

まさに現代である。スマホ人気で急上昇する企業も多々あるが、それが本当に長続きするかどうか

は経営者の資質と事業の基軸にかかわること、まさに、努力とひたむきさが人を動かす。

だからこそ企業モラルを徹底させ、愚直なまでに〝人〞を大切にし〝人〞を基調とするのが

システムセンターである。

〝ものごとは徹底してやれ〞

「ものごとを徹底してやるということは、やることに確信がある証拠。やることに迷いがなく、

やるときは徹底してやる」(髙松氏)

事業の発想や展開方法、人の登用の仕方にもそのポリシーが反映していて、人を大切にすることを

社是として、これを徹底する点でも迷いは一切ない。

人を根底において事業を開発していこうとする姿勢と発想に、その心があらわれている。

いつの時代でも〝人〞の経営が最後には勝つと信じている同社である。