「財界」2018.7. 24号
〝一瞬の勝敗〞
システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami
〝合理性とリスク〞〝拡張と消滅〞が背中あわせの時代に、
徒手空拳でのし上がってきたのがソフトウェア開発を手掛けるシステムセンターだ。
その特徴として挙げられるのはシステム環境別に細分化し、
生産性などの向上を追求しながら、
ユーザーの環境に応じて瞬時に対応できるようにした同社独自の体制づくりがある。
また〝社長〞が〝天職〞という髙松氏の信念は
〝その一瞬にこそ、巻き返しのチャンスあり〞。
「勝っている時は油断が生まれるが、負けている時にあきらめなければ、
必ず巻き返しのチャンスがほんの一瞬だけ生まれる。
そのほんの一瞬をものにするかしないかが勝負を分ける。
企業においても、個人一人の生き方においてもまったく同じことがいえます」(髙松氏)
ほんの〝一瞬の勝敗〞
それは、波乱の半生を歩んできた髙松氏の哲学の反映かもしれない。