「財界」2010.6.22号

旧来の常識を打ち破る”奇業家”

これまでの常識では通用しない新たなビジネスモデルの時代

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

実際、現在の社会の動きや、産業界の流れを見ていると、

その変化はあまりに激しく速く、旧来の考え方を

そのまま経営に当てはめることはできない。

言いかえれば、いままでの価値観や発想を一度すべて打ちこわして、

別の角度や視点から観てかかることが、経営においても

社員教育においても、必要である。

まさに”奇業家”が活躍する時代である。

「経営とは究極の自己の追求と結びつき、経営のなかで絶えず

自分を追求し、発掘し、創造していくもの」(髙松修身社長)

この自己の創造こそが、結局、周囲をも変えていくというところに、

奇業家としての何かがあるように感じとれる。

今の時代を泳ぐ奇業家である同社長は、その奇の部分が天性のものか、

または培われたものかは分からないが、新しい時代の新しいタイプの

経営であることは間違いない。

人それぞれ、一つは必ず持っているいいもの、いい能力を

引き出す才能に関しては、抜群の本能を発揮し、一人ひとりと

裸で真っ向から向きあい、その人たちの力となり、お互いが

向上しながら人間同士の永遠のつながりを生み出す。

そういう素直な関係づくりを通して積み残しのない生き方を日々、

虚心坦懐に課している経営者である。

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