「財界」2026. 3. 25号

『紳士協定』と『真剣味ある絆』

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

転職における『紳士協定』とは

同業他社間で人材の引き抜きや移動を控える暗黙の了解や非公式な約束である。

紳士協定は、法的拘束力のない相互の信頼に基づく約束で、

破ることは業界内の信頼失墜やモラル・リスペクトの欠如として猛批判の対象となる。

法的な拘束力はないものの、違反すれば信用を失うため、遵守率が期待される暗黙のルールである。

競合他社間での過度な引き抜きは、禁止であることは勿論のこと、

競業避止義務違反に該当する場合は法的なトラブルになる時もある。

業界内での、人道的なマナーや信用の尊重が破られたことに対して

社会的に厳しい視線が向けられる。

日本国憲法第22条1項の「就労の自由」「職業選択の自由」は勿論、

守られなければならない事は言うまでもないが。

システムセンターは、相手が取引先であっても自分が正直な姿勢を貫いているという

確固たる信念の下、決しておもねることなく、譲ることのできない一線を守ることにより、

取引先との『真剣味ある絆』を維持している。

これがともすれば取引先の意向に押しつぶされていく企業が多い中、

同社が健全な経営を押し進めていく原動力となっている。

『モノを失えば小さく失う。信頼を失えば大きく失う』 (髙松氏)

「財界」2026. 3. 11号

モノを失えば小さく失う。信頼を失えば大きく失う。夢を失えばすべてを失う。

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

素早く深く、常に社内、社外、同業他社、モノのトレンドには敏感で

その洞察力を強力な武器とするシステムセンター。

緻密な情報収集力をもつアンテナがいつも張りめぐらされている。

鳥の眼では俯瞰から大きく急所をとらえ、虫の眼で人の心の機微までをも逃さず、

魚の眼で潮の流れ、すなわち中期ビジョンを察知する。

そのバランスが自然とリスクヘッジにもつながるのだ。

「あきらめたらすべては終わり。自分であきらめた瞬間からどんな小さな夢もかなわないものになる。

成功者とそうでない人の違いは、あきらめなかったか、あきらめたかの違いだけ。

最後に成功するのは成功するまで挑戦し続ける人である。失敗したらもう一回やる。

また失敗したらもう一回やる。

それでも失敗したら、またもう一回やる。成功するまで何度でもやるだけの話です」(髙松氏)

それが41年間守りと攻めをくり返したシステムセンターの基盤を作っている。