「財界」2012.07.03号
時代はかわっても
”努力”と”ひたむきさ”が人を動かす
システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami
成熟企業といえども、のんびり構えていたら、突然、情け容赦のない奔流に
″のみ込まれる時代″がまさに現代である。
「M&A」(合併・買収)という言葉が飛び交う日々。
スマホ人気で急上昇する企業も多々あるようだが、それが本当に長続きするかどうか。
要は経営者の資質と事業のまじめさにかかわること。
だからこそ、企業モラルを徹底させ、愚直なまでに″人″を大切にし
″人″を基調とするのがシステムセンターである。
第2幕に突入したIT革命時代だからこそ、そんな企業と経営者が気にかかる昨今である。
″ものごとは徹底してやれ″
「ものごとを徹底してやるということは、やる事に確信がある証拠。
やることに迷いがなく、やるときは徹底してやる。」(髙松氏)
事業の発想や展開方法、人の登用の仕方にもそのポリシーが反映している。
同氏は、停滞を嫌い、努力しない事を嫌う。それとは対称的に、素直で純粋なひたむきさを好む。
そして人をよく見ている。
人を根底において事業を開発していこうとする姿勢と発想に、その心があらわれている。
いつの時代でも″人″の経営が最後には勝つと信じている経営者である。