「財界」2021. 2. 10号
〝人〞にかえる
システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami
バーチャル世代、まさに無機質社会のまっただ中。
だからこそ〝人〞にかえり〝人〞の教育と〝技術〞の向上にさらに注力しなければならない。
コンピュータのソフトウエア開発とSE技術者派遣を手掛けるシステムセンターは、1986年、
名古屋で創業し東京本部であるニューオータニビジネスコートの一角から関東以北をにらみつつ、
大阪、さらに上海へと展開した。
「〝人〞が財産であるこの業界では、技術者の人材育成がもっとも重要なテーマである」(髙松氏)
システムセンターの強みは〝人間力〞と〝技術者のレベルの高さ〞にあり、これがコーポレート
カラーでもある。
同社の社員の対応のよさ、マナーのよさは広く知られており、スピードと効率を心得て間然とする
ところがない。スタッフのはきはきとした態度やあいさつの徹底など基本は勿論のこと、深くすぐれた
教育がなされていることには定評がある。
その力を引き出すのは、論理を越えたトップの生き方にある。