「財界」2014.7.8号
理念を濁らせることなく
人生目標と夢をもてる集団にしたい
システムセンター社長
髙松 修身
Takamatsu Osami
今の時代を生き感じることはIT社会の便利さと合理性。
しかも瞬時に大量の情報に接することができる。
それでいて人と人のつながりは希薄化し、何かが失われていると痛感する現代。
バーチャルな時代。現実と空想。人とロボット。
人の匂いを感じさせない閉ざされた大企業。
今一度、人としての心の本質を見つめることが現代にはとても大切な問題ではないだろうか――。
「本物技術」の追求をテーマに、スキルアップし一人ひとりの〝人間力〞と
一糸乱れぬ盤石な〝組織力〞を誇るシステムセンターは、名古屋のど真ん中に本社の陣を敷く。
その陣を束ねる髙松氏は、一日一生、日々を戦にみたて気を吐く。
礼儀と素直さを基調とした真剣勝負の毎日は、緊褌一番、筆舌に尽くしがたいが、
ただ一つ言えることは〝輝いて生き生きしている会社〞であるということだ。
「人が集まって仕事をし、組織ができ会社も育つ。
強い会社にするには心を感じる事ができるトップの生き様・姿を見て
素直な社員がついていき、良き方向へ脱皮していく。
その結果人生目標と、夢をもてる人の集まりになっていく」(髙松氏)
確かに人と人、企業と企業も、計算ずくでつき合うだけで、
そこに誠実さが欠ければメッキがはがれるのは時間の問題である。
トップのカジ取り、教育、理念、生き様というものが社員に与える影響はとても大きい。
なぜ〝輝き生き生きしている会社〞であり続けられるのか?
今後も注目し追求していきたい企業のひとつである。