「財界」2018.6. 26号

AIの時代
人の温もりこそが貴重な時代へと

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

ネットワークに関連する新技術が続々と開発・進化され続け、AI(人工知能)が囲碁の世界トップに勝利する今日。

『一日一日を大切に一つひとつの仕事、一人ひとりの人のつながりを真剣に』という哲学を基に、会社の土台を築いてきたのがシステムセンターの髙松氏である。

同氏は潜在的な個性の力を引き出しそれを組織力と統率力に昇華する。

また何事にもオープンな人間関係を基礎とし、同じ釜の飯を喰う機会と時間をできるだけ多く作り、人と人の隔たり、見えない壁をぶち壊していく。

一見、非効率ともいえる〝人の絆〞に着目する同社は32年の歩みが証明するように、本当の意味で大地に根を下ろし人の温もりを貴重とした組織といえる。