「財界」2012.01.03号

理念を濁らせることなく
人生目標と夢をもてる集団にしたい

システムセンター社長
髙松 修身

Takamatsu  Osami

今の時代を生き感じることは、IT社会の便利で合理的でしかも、瞬時に大量に情報が入ること。

それに、国際紛争やテロ、殺人、血の通わない心など、殺伐とした風潮が加わる。

何かが失われていると痛感する現代。バーチャルな時代。

現実と空想。人とロボット。人の匂いを感じさせない閉ざされた大企業。

今一度、人としての心の本質を見つめることが現代には、とても大切な問題ではないだろうか。

「本物技術」の追求をテーマに、スキルアップし一人ひとりの〝人間力〝と一糸乱れぬ盤石な

〝組織力〝を誇るシステムセンターは、名古屋のど真ん中に本社の陣を敷く。

その陣を束ねる髙松修身氏は、一日一生、日々を戦にみたて気を吐く。

礼儀と素直さを基調とした真剣勝負の毎日は、緊褌一番、筆舌に尽くしがたいが、

ただ一つ言えることは、〝輝いて生き生きしている会社〝であるということだ。

「人が集まって仕事をし、組織ができ、会社も育つ。

強い会社にするには、心を感じる事ができるトップの生き様・姿を見て、

素直な社員がついていき良き方向へ脱皮していく。

その結果人生目標と、夢をもてる人の集まりになっていく」(髙松氏)

確かに人と人、企業と企業も、計算ずくで人や会社とつき合うだけで、

そこに誠実さが欠ければ、メッキがはがれるのは、時間の問題である。

トップのカジ取り、教育、理念、生き様というものが社員に対する影響はとても大きい。

なぜ、〝輝き生き生きしている会社〝であり続けられるのか?

今後も注目し、追求していきたい企業のひとつである。

髙月、高月、たかつき、takatuki、takatsuki